こんにちは。キャンプ場で出会って結婚したなかちる夫婦(@nakachirufufu)です。
これからキャンプを始めようと思っている方は、「キャンプ用品を一式揃えると、どれくらいのお金がかかるの?」と疑問に思っているのではないでしょうか。
結論から述べてしまうと、オールシーズンで楽しむ前提でキャンプ用品を一式揃えた場合、25万円前後はかかります。
「高すぎる!」と思われるかもしれないですが、キャンプ用品には安い物もたくさんあるので、もっと費用を抑えることも可能です。
しかし、高いキャンプ用品は耐久性が高かったり、保証がついているなどそれなりの理由があるので、キャンプを一生の趣味にするつもりなら、最初に良い物を揃えてしまった方がいいと思います。
レンタルサービスそらのしたなどを利用して、少しずつキャンプ用品を購入するのもおすすめですよ。
本記事では、キャンプの初期費用の総額や揃えるべきアイテムを、私の実体験に沿って紹介します。
- キャンプの初期費用
- キャンプ初心者がまず揃えるべきアイテム
- キャンプ1回あたりの費用
この記事の目次
キャンプの初期費用
初心者の方がキャンプを始めるためには、道具を揃える必要があります。
しかし、キャンプを始める目的によって揃えるべきものは変わってきます。
- キャンプ仲間に混ぜてもらい、少しずつ道具を揃えたい
- ファミリーキャンプを始めるため、道具一式を揃えたい
2つのパターンに沿って、必要な初期費用を紹介します。
少しずつ揃える場合
私は少しずつ道具を揃えていきましたが、初期費用は約8万円でした。
テントやタープなどの大きな道具は貸してもらえますが、最低限必要なものは以下の3つだと思います。
商品 | 金額 | ブランド |
シュラフ(寝袋) | 55,000円 | NANGA |
チェア | 14,000円 | Helinox |
スリーピングマット | 16,800円 | NEMO |
合計 | 85,800円 |
冬キャンプも楽しみたいと思い、-16℃まで耐えられるシュラフを購入したので、費用が高くついてしまいました。
キャンプをするのは春夏シーズンのみという場合なら、もっと安く抑えることができます。
道具一式を揃える場合
ファミリーキャンプを始める予定の方など、道具一式を揃える場合はそれなりの値段がかかります。
実際に私が使っているキャンプ道具をベースに考えると、上記3つのアイテムと合わせると約25万~30万円になります。
内訳を紹介します。
商品 | 金額 | ブランド |
タープ(布のみ) | 15,000円 | タトンカ |
タープポール | 10,000円 | |
テーブル | 20,000円 | PRIMUS |
カセットコンロ | 14,000円 | イワタニ |
ガスバーナー | 5,000円 | |
焚き火台 | 7,000円 | ユニフレーム |
調理道具・食器類 | 10,000円 | |
ガソリンランタン | 20,000円 | Coleman |
クーラーボックス | 10,000円 | シアトルスポーツ |
テント(大人数用) | 60,000円 | Coleman |
合計 | 171,000円 |
テントやタープはこだわるほど高価になりますが、コスパの良い商品もたくさんあります。
【関連記事】ファミリーキャンプ向けのコスパ◎でオシャレなテントを紹介します。
実際に購入して良かったモノ
私はキャンプを始めたばかりの頃は、まずはシュラフ・チェア・スリーピングマットの3点を購入しました。
高くて長持ちするものを選んだので初期費用はかかりましたが、3年経った今でも壊れることなく愛用しています。
買って良かった3つのキャンプ用品を紹介します。
1.NANGAのシュラフ


キャンプ好きなら誰もが知っているのが、日本製のNANGA(ナンガ)というメーカーです。
寒さ対応レベルに応じて価格が変わるのですが、私は-16℃まで耐えられる「オーロラライト750」を購入しました。
それほどの暖かさを与えてくれるのに、収納時のサイズは直径19cm × 31cmまで小さくなります。


片手に収まります。


スマホと比較するとこれくらいです。
真冬のキャンプでも、このシュラフに入れば半ズボンでも快適に寝ることができます。
寝心地最高で本当に暖かいので、真冬は毛布代わりとして家でも使っています。
ちなみにNANGAのシュラフは永久保証付きなので、一生使えるキャンプ用品だと思います。
2.Helinoxのチェア


Helinoxは、高強度・軽さ・驚異的な携帯性を兼ね備えたチェアを中心に展開しているブランドです。
ラインナップも豊富で、最近はアパレルメーカーBEAMSやユナイテッドアローズなどとのコラボ商品も多いです。
背もたれがついていないものもありますが、私は座り心地の良い背もたれ付きを購入しました。
折りたたむととてもコンパクトになってスーツケースに入れて運ぶこともできるので、電車でキャンプに行くこともできます。


3.NEMOのスリーピングマット


キャンプで快適な睡眠を確保するためには、スリーピングマットが重要です。
折り畳むタイプのマットはもう少しコストが安く抑えられますが、空気を入れて膨らませるタイプのスリーピングマットが一番快眠できます。
圧縮して小さくすればリュックにも入るので、登山キャンプもする予定の人にはこのタイプがおすすめです。
キャンプ1回あたりの費用
初期費用は高いけど、減価償却すれば安い
先述したように、キャンプ用品を一式揃えた場合の費用は、25~30万円前後になります。
最初の初期費用は決して安くはないですが、10年間使うと考えれば1年あたりの費用はたった3万円です。
1年間に5回キャンプに行くとすれば、1回あたり6,000円。
どうでしょう。意外と安いと思いませんか?
1泊2日でキャンプに出かけた場合の出費
例えば休日に4人組で東京都内から山梨県あたりのキャンプ場に行くことを想定して計算してみます。
- 車は乗合いでガソリン代・高速代は割り勘=3,000円
- キャンプ場の宿泊料金=2,000円
- 食事やお酒=3,000円
- キャンプ道具の減価償却=6,000円
合計:14,000円(一人当たり)
キャンプ仲間と割り勘ができるので、土日に目一杯楽しんでも、意外と安く抑えることができます。
日頃、なんとなく外食をしたり買い物をして週末を過ごしているのであれば、キャンプという非日常体験ができる趣味にお金を使ってみるのもオススメです。


こんな大絶景のもとでキャンプすれば、ストレスも吹っ飛びます。
当ブログではキャンプ場のレビューもまとめています。
まとめ
これからキャンプを趣味にしたい!と思っている方に向けて、キャンプの初期費用を紹介しました。
キャンプは初期費用はかかりますが、道具さえ揃えてしまえば1回あたりのお金はそこまで高くはありません。
でもいきなりキャンプ道具を購入するのは不安…という方は、インターネットでキャンプ用品がレンタルできる「そらのした」
じっくり検討して、一生モノのキャンプ道具を見つけてください!