「キャンプとかのアウトドアでポイズンリムーバーの備えがあったほうがいいって聞いたけど、どういうものなんだろう?オススメとかも知りたいな」
そんな疑問にお答えします。
こんにちは。キャンプ場で出会って結婚したなかちる夫婦(@nakachirufufu)です。
今回はポイズンリムーバーについて解説していきます。
キャンプなどのアウトドアアクティビティでは、蚊やぶよなどの軽い虫刺されのほか、蜂に刺されたり時には蛇に噛まれたりと、思わぬ危険に遭遇してしまいます。
そういった時に応急処置が出来るかどうかで、後遺症や生存率に大きな違いが出てきます。
何もないのが一番ですが、もしもの時のためにポイズンリムーバーの知識は持っておきましょう。
この記事の目次
ポイズンリムーバーとは
ポイズンリムーバーとは、毒を取り除く応急処置用の道具です。
アウトドアのシーンでヘビやハチなどに刺された際に、ポイズンリムーバーを使えば毒液や毒針を吸い出すことが出来ます。
あくまで応急処置用の道具ですが、医療の現場では応急処置の有無で生存率が3倍も変わると言われています。
家族や友人など「大切な人を守る」という意味でも、必ず携帯しておきましょう。
ポイズンリムーバーの使い方

ポイズンリムーバーの使い方は以下の通り。
- 傷口から心臓に近い側に5~10cm離れた部分をひもやタオルなどで縛る
- カップを装着し、傷口がカップに収まるように患部に垂直にセット
- レバーを数回引き上げ、血液とともに毒液、毒針を吸い出す
見た目で何となく使い方が想像できると思いますが、かなり簡単に使用できます。
毒を吸い出すためにはカップをしっかりと密閉できる状態にしないといけないので、患部に対して垂直にセットすることが大切です。
また、利用前にひもやタオルで縛るのは血液の循環を弱めるためです。
こうすることにより、毒が体内に回るスピードを遅めることが出来ます。
使用後のカップは基本的に再利用はおすすめしませんが、物によっては再利用可能なものもあります。
その場合はしっかりと、洗浄、消毒を行うようにしましょう。
何分で使用するのがいいのか

ポイズンリムーバー使用までの時間について疑問を持たれる方が多いですが、結論を述べると出来るだけ早い方がいいです。
人間の心臓は一分間に約6~7リットルの血液を体内に循環させます。
流れる速さとしては、ペットボトルを逆さにしたときに中身が出てくるときの速さとほとんど同じです。
一秒の遅れが命を奪ってしまうかもしれないので、一刻も早く使用しましょう。

ニキビへの使用


ポイズンリムーバーを使って、ニキビを吸うという方もいますがおすすめは出来ません。
なぜなら、あなたのニキビがさらにひどくなる可能性があるからです。
もちろんポイズンリムーバーでニキビの膿を吸い出すことは可能です。
しかし、吸い出した後に空いた穴から雑菌が入り、さらに膿が進行してしまう可能性があります。
ポイズンリムーバーに限らずですが、どんなものでも必ず用途に合った使い方をするようにしましょう!
おすすめのポイズンリムーバー
エクストラクター ポイズンリムーバー
まずはエクストラクターのポイズンリムーバー。
こちらは
- 吸引力〇
- カップが6種類
- 2年間保証
といった特徴があります。
カップの種類が多いので、関節部分などの大きいカップでは吸い取りづらい場所でも使用可能です。
お子さんのように肌の面積が小さい場合でも、確実に使用することが出来ます。
さらに、2年間の保証期間があるので、壊れたりしてしまっても安心です。
非常に人気のあるポイズンリムーバーで、自衛隊や林業従事者などにも使われています。
セイフティーライフ ポイズンリムーバー
- コンパクト
- ゴムひも付き
- 1ヶ月保証
小型軽量で持ち運びも楽々です。
ゴムひもがついているので、血流を停める際にも慌てずに済みます。
こちらも1ヶ月ですが保証付き。




救急セット
特にお子さんを持つファミリーキャンパーの方にとっては、こちらのセットは必需品。
外遊びだと小さいお子さんはこけたりすることもあるので、絆創膏などもついたこちらの救急セットを用意しておくといいでしょう。




まとめ
大好きなアウトドアも蛇やハチの毒にやられてしまっては、楽しい一日が台無しになるだけでなく、今後の人生にも左右してきます。
備えあれば患いなしなので、必ず一家に一台ポイズンリムーバーを準備して緊急時に備えておきましょう!