こんにちは。キャンプ場で出会って、結婚したなかちる夫婦(@nakachirufufu)です。
「スリーピングマットを買いたいけど、何がいいのかわからない。みんなのおすすめは何なんだろう。」
そんな疑問にお答えします。
これからキャンプ用のスリーピングマットを購入しようとしている人に、その選び方とおすすめのスリーピングマットを紹介していきます。
この記事の目次
マットの役割
これからキャンプを始める方の中には、
「寝袋さえ持っていれば、快適に寝れるんじゃないの?」
と思う方もいるかもしれませんが、それは間違いです。
よっぽど整備されたキャンプ場でない限り快適に寝ることはできません。
スリーピングマットの役割は2つあります。
- 地面の凹凸を軽減する
- 地面からの冷えを防ぐ
大半のキャンプ場は地面に凹凸があったり、石が落ちていたりします。
マットがない場合、ちょっとした小石でも寝がえりをうった瞬間に体に突き刺すような痛みが走ります。

また、断熱効果も無視できない役割の一つです。
夏のキャンプでも場所によっては夜になると地面が冷たくなり、地面に体温を奪われてしまいます。
たとえ温かい寝袋を持って行ったとしても、地面側は体重で押しつぶされて断熱層を確保できないので、意味がありません。
キャンプで快適な夜をすごすためにも、スリーピングマットは必ず揃えておきたい道具の一つです。
マットのタイプ


マットのタイプには2種類あります。
- クローズドセルタイプ
- インフレータブルタイプ
1つめのクローズドセルタイプは、自分で膨らませる必要がなく広げるだけで使えるもので、ホームセンターなどでも見る銀マットの形を想像してもらうと分かりやすいと思います。
2つめはインフレータブルタイプといって、空気を入れて膨らませるタイプのマットです。
こちらは小さく折りたためるので、携帯性も抜群。
登山泊やキャンプツーリングをする方に人気のあるタイプです。
それぞれのメリットデメリット
種類 | メリット | デメリット |
クローズドセル |
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インフレータブル |
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それぞれメリットデメリットはありますが、一番は収納性。
インフレータブルはかなりコンパクトに収納することができるので、パッキング時などに苦労することはありません。
逆に、登山やキャンプツーリングをする予定が無ければ、価格も考慮して、クローズドセルで十分だと思います。









マットの選び方
続いてマットの選び方を紹介していきます。
「キャンプ マット」と調べると、様々なキャンピングマットが出てきてどれを選べばいいのかわからない人がほとんどかと思います。
マットを選ぶうえでの抑えておきたいポイントは以下の4つ。
- サイズ
- 厚さ
- 収納性(インフレータブルの場合)
- アルミ層の有無(クローズドセルの場合)
マットには様々なサイズがありますが、必ず長さと幅が自分の体に合ったものを選ぶようにしましょう。
また、厚さは寝心地の良さや保温性に直結するので、より快適な睡眠を求めるなら厚いものを選択するようにしましょう。


最後のアルミ層については、断熱性に関係し、マットの表面が銀色かどうかで簡単に判断ができます。
一般的にアルミ層の有無で断熱性が35~60%変化するといわれており、特に夏以外のシーズンでもキャンプをしたいという人はこの辺りを意識して購入するようにしましょう。
おすすめのスリーピングマット(クローズドセル)
寝心地を求めるなら「サーマレスト Zライトソル」
サーマレストはアメリカ発祥のアウトドアメーカーで、多くの登山家やキャンパーに愛されています。
このZライトソルシリーズは
- 厚さ20mm
- アルミシート付
- 独自の保温構造(凸凹形状)
といった特徴があり、寝心地、保温性共に申し分のないスペックを兼ね備えています。
実際にレビューの中に
とても温かくて、寝心地も良いし素敵です。
その分、値段はしますが購入して良かったです。
これから愛用したいと思います。
寝心地最高でした!
軽くて折りたたみで収納も良いのでバックパックに外付けしても大丈夫でした。
といった書き込みも多くみられます。
人気メーカーで評価も高く、Amazonで1,000以上のレビューが書かれているにもかかわらず総合評価は4.6/5とかなりの高さを誇るサーマレスト。









コスパを求めるなら「モザンビークキャンプマット」
こちらのスペックは先ほどのZライトソルとほぼ同じで
- 厚さ20mmm
- アルミシート付
- 凹凸形状あり
といった特徴があります。
レビューを見てみるとZライトソルに比べて寝心地は少し硬めという意見がありますが、その分耐久性はZライトソルを上回ります。
モザンビークのものは耐久性があるぶん、クッション性が少し落ちる(反発が強い)ので、
サマーレストの方が寝心地はよい。ただし、キャンプで利用する場合、
寝袋がクッションがわりになるので気にならなくなると思います。
寝心地もサーマレストよりは劣るとはいえ、キャンプでの使用では気にならないレベルという意見もあります。
更に、耐久性も高い上に一年間の保証もついているので、故障などを気にせずガシガシ使える点もうれしいですね。









厚くてコンパクト!「ニーモ スイッチバック」
最後に紹介するのはニーモのスイッチバック。
こちらは
- 厚さ23mm
- アルミシート付
- 凹凸形状あり
- 二層構造により寝心地UP
といった特徴があります。
特筆すべきはマットの厚さで、Zライトソルよりも厚みがあります。
さらに、収納性にもこだわっており、Zライトソルよりもコンパクトに収納することが出来ます。
凄くコンパクトに収納できますし広げれば分厚い魔法のようなマットですサーマレストよりも寝心地は好きですねそしてとても暖かいので凄く気に入ってキャンプには必ず持って行く物になりました。
といったコメントもあり、寝心地には非常に定評があるようです。
寝心地に関してはコチラを選んでおけばまず間違いないでしょう。









おすすめのスリーピングマット(インフレータブル)
寝心地に定評!「KLYMIT Insulated Static V」
最初のおすすめはアメリカのユタ州にあるKLYMIT(クライミット)というメーカーのスリーピングマットです。
こちらは
- 断熱材あり
- 寝心地〇
- 高耐久性
といった特徴があり、寝返りをうっても空気が動かない独自の構造を採用しているので、寝心地には抜群の定評があります。
生地も耐久性の高いものが採用されているので、安物のインフレーターマットでありがちな破れもあまり心配する必要がありません。
さらに、製造不良による破損などの場合は永久保証もついているので、サーマレストのマットなどにありがちなバルブ部分の空気漏れが起きても無料で保証してくれます。
また断熱材も内蔵されているため、冬のキャンプにもおすすめで
真冬の氷点下でも底冷えせず快適に眠れました。軽量でコンパクトになり丈夫です。
厳冬季にも使いましたが、期待通りの仕事をしてくれています。
といったレビューもあります。
冬キャンプを視野に入れて探しているのならこのマットが絶対にオススメです。









軽量コンパクトにこだわるなら「ニーモ テンサー インシュレーテッド」
続いてはNemo(ニーモ)のテンサーインシュレーテッド
内部に断熱材がラミネートされており、断熱効果を高めたモデルになります。
こちらは
- 断熱材あり
- 軽量
- コンパクト
といった特徴があり、特筆すべきはその軽さとコンパクトさ。
収納時のサイズは500mmのペットボトルよりも少し大きい程度。
本体重量は先ほど紹介したStatic Vも514gよりもさらに軽い345g!!
登山でのキャンプやバイクでのキャンプをする人など、とにかく収納や重量に気を使いたい人にはオススメのマットです。
リペアキットが付属しているので、インフレータブルマットの欠点である破れにも対応できます。









安心の日本製「イスカ ピークライトマットレス」
こちらは私も使っているイスカのピークライトマットレスです。
こちらは
- 耐久性〇
- 寝心地〇
- 設置も楽
といった特徴があります。
日本のメーカーの製品ということもあり、高品質でリペアキットも付属はしていますが、壊れる気配がありません。
また、バルブを開けて放っておけばある程度は膨らんでくれるので、膨らませる手間が他のインフレータブルと比較して少ないです。
寝心地も良く、冬キャンプなどでも使用しましたが、底冷えについても問題なく使えました。
販売価格も一万円を切るので、コスパもいい製品だと思います。
トータルしてバランスが良く、「寝心地も取りたいけど破れるのは心配」という方には自信をもっておすすめできます。









3年間50泊以上のキャンプで、あらゆる場所で使用しましたが、一度も破れることはありませんでした。
まとめ
今回はキャンプの必需品であるスリーピングマットについて紹介しました。
スリーピングマットマットは一度購入したらほぼ買い替えることはありません。
早く買えば買うほどお得になるので、良いものをみつけたら、早めに購入するようにしましょう。