もうすぐ登山シーズンがやってきますね。
登山はきちんとした装備が重要となり、遭難や滑落の可能性もあるため、しっかり行動計画を立てることが大事とされています。
プロの方であれば食事も気を遣うのでしょうが、意外と見過ごしがちなのは「登山中の食事」。
私はひよっこハイカーなので適当に食事を持って行っていたのですが、食事をおろそかにしたばかりに恐怖体験をしました。
私の体験談をもとに、これから登山に行かれる方向けに注意点をお伝えしたいと思います。
それは、燕岳の絶景を下山した後に事件は起きた。
以前、燕岳登頂の記事を書きましたが、9月の3連休に憧れの北アルプス「燕岳(つばくろだけ)」に行ってきました。
中腹のテント場から頂上を目指して、飲み込まれそうな星空の下を歩いたり、言葉には言い表しがたい感動的な朝焼けを見たりと、今年一番の感動を味わった山行でした。

満足度300%の気持ちで下山して温泉に入り、その晩泊まるペンションを目指して松本駅付近のアウトドアショップを見ていました。
そのとき・・・・突如、便意を催したのです。
トイレ行ってくるねー!と言い残しトイレにこもるも、ちっとも出る気配がない。
いや、正確に言えば出そうで出ない。
この経験は人生3回目だったので、やばいぞ、辛い戦いが待ってる…!と絶望でした。
散々待たせた挙句、結局満足のいく結果とならず、泣く泣く外に出ました。
不安な予想は的中し、のたうちまわることに。
しばらくはすべての思考を停止し、無心で松本駅前を歩いていましたが、やはりもう一度便意に襲われる。
やばい!!と、コンビニに駆け込む。
炭酸水とバナナとヨーグルトを買い、急いで食べてトイレへ。
便意を促進する食べ物飲み物を一気に摂取しましたがそんな早く腸を刺激してくれるわけはありません。
また、トイレを出る羽目に。

最後の手段に出た…。
このあとペンションで美味しいご飯もあるし、こんな状態じゃ夜を明かせない(泣)という気持ちで、最後の手段に出ることを決めました…。
それは…「浣腸」です。
詳しく知りたい方はコチラ。かの有名なイチジク浣腸HPより
浣腸(かんちょう)とは、おしりの肛門部に、薬液を入れて、腸の壁の面をすべりやすくし、また、腸を刺激し、腸の動きを活発にして、便を出す医薬品のことです。
このように、直腸に物理的な刺激を与えて、腸を動かし排便を促します。即効性があり、頑固な便秘にも有効です。慢性の便秘でお困りの方だけではなく、旅行先や、環境等が変化によるストレス性の一時的な便秘の時に、ご使用ください。即効性のため、時間や場所を選ばず使用していただけます。
要は、自然現象ではなく物理的な刺激を与えることで便秘を解消するというわけです。
しかし薬局の人の一言。
「できれば使わないでほしいんです…」
たしかに、棚の一番下にそっと置いてあったのですが、本当に死にそうだったので買いますッ!!と購入。

(画像引用元:イチジク浣腸)
山道に乗る前はトイレに行こう。
さて買ったはいいものの、まずはペンション目指そうということになり、車を走らせることに。
順調に車が進んでると思いきや…
待てど暮らせどトイレが現れない。
嫌な不安は再び的中し、結局約1時間後に発見することができました。
浣腸を使ったかどうか、どんな感想かは嫁入り前なので割愛するとして、無事、一命を取り留めたのでありました。
まとめと反省
今回このような事態を引き起こしてしまった原因は、すべて自分にあります。
大変汚らしいお話を文字に起こして申し訳ございませんでした。
原因として考えられるのは、登山時の栄養不足、ただそれだけです。
荷物を減らしたい一心で軽食しか持って行かず、カップラーメンなど栄養分のない食事を摂ってしまったため、このような結果となったと反省しています。
以後は、バナナや牛乳など、腸を刺激する食材を持参し、山登りを楽しみたいと思います。
皆さんも気を付けてくださいね!
