こんにちは。夫婦でカナダにワーホリ中のなかちる夫婦(@nakachirufufu)です。
人生の一大イベントである結婚式は、お金がかかるイメージがあるのではないでしょうか。
私たち夫婦は、ワーホリに行く予定だったので、なるべく費用をかけずに結婚式をしたいと考えていました。
漠然と「神前式は、普通の結婚式(チャペルで挙式→ホテルで披露宴→二次会)より費用が安いのではないか」と考えていました。
しかし、神前式の自己負担額の情報が少なかったので、私たちの経験をもとに費用を大公開したいと思います。

この記事の目次
神前式の自己負担は約60万円
初めに結論を述べると、神前式のみ(披露宴などやらない場合)の場合は、普通の結婚式より安く済むことは確実です。
しかし、家族との食事会や着物などオプションでかかる費用が意外とあります。
私たちは家族婚で【挙式+披露宴】をしたのですが、自己負担の総額は約60万円でした。
自己負担額は、挙式する神社や利用するプラン、親族からのご祝儀の額によっても異なります。
”挙式するだけ”なら30万円以下
神前式の挙式にかかる費用は、この3つで構成されており、30万円以下で済ませることができます。
- 基本プラン
- 土日祝料金(プランによる)
- 玉串料
それぞれ説明していきます。
基本プラン
私たちが利用したエージェントには、以下の内容を含んだ「神前挙式プラン」というものがありました。
- 紋付袴(男性着物)
- 白無垢(女性着物)
- 着付
- 美容
- 挙式サポート
料金プランは税抜168,000円でした。
土日祝料金
わたしたちは土日に挙式したので、追加で20,000円かかりました。
エージェントが紹介している基本プランは、最低限の値段(平日挙式)で案内している場合が多いと思います。
玉串料
玉串料というのは、神社に納めるお金です。
神社によってばらつきはありますが、玉串料の相場は8万円~10万円のようです。
私たちは、基本プラン168,000円+土日料金20,000円+玉串料100,000円=288,000円でした。
挙式参列の詳細
「挙式に参列する」というのは、神社の中に入って挙式を見守ることができることを言います。
通常の結婚式のようにくだけた空間ではなく、厳かな空間になります。
恐らくなかなか参列できる機会も少ないので、友人たちも楽しんでくれました。
参列できる人数
参列できる人数には制限があり、一般的には合計26名~40名のようです。※新郎新婦の2人も含みます。
また、1家族あたりの参列可能人数は、合計人数÷2と、きっちり決まっています。
私たちの場合は、合計参列人数が40名、1家族20名でした。
参列者は無料
また、参列者は別途費用が発生するということはなく、規定の人数以内に収めれば大丈夫です。
人数は限られますが、親族・友人には無料で参加してもらうことができます。
友人からのご祝儀について
結婚式はご祝儀ありきな部分もありますが、神前式のみの参列の場合は、
「特別なおもてなしをすることができないので、ご祝儀は不要です」とあらかじめ言っておくとスマートです。
確かに、食事や引き出物を用意するわけでもないのに、ご祝儀だけもらうのは気が引けますね。
私は少し離れた場所で挙式をしたため、友人にはお菓子を用意しました。
オプションで発生する追加費用
上に紹介した金額は、あくまでも【神社挙式のみ】の場合に発生する費用ですが、オプションを付けると費用が発生します。
この表は、私たちが実際にかかった費用:約60万円の内訳です。(※税抜)

追加でかかったものは、以下の3点でした。
- 写真
- 食事
- 花嫁の色打掛
それぞれ詳しく紹介します。
1.写真

写真には、この2つが含まれています。
- 集合写真と2人の記念写真撮影+アルバム2冊で35,000円
- プロの方に撮っていただく「スナップデータ」158,000円
少し高いなぁと思いましたが、当日は家族も友人も写真を撮られる側なので、プロのカメラマンに頼んでよかったです。
挙式中の撮影はカメラマンのみ許可されているので、カメラマンに頼まなかったらこの光景を後で思い出すこともできなかったので、頼んで良かったです。
2.食事

私たちは、家族のみ合計14人での食事会を予定しました。
食事のコースは、1人11,000円のコースにしましたが、料亭の美味しいお料理をいただくことができました。
3.色打掛

基本プランには白無垢と紋付袴は含まれていますが、色打掛という柄の入った着物を着たい場合は別途レンタルする必要がありました。
私は、エージェントと提携しているレンタル着物店で選び、定価50万円の着物を15万円でレンタルさせてもらいました。
ネットで探せば10万円以下でもレンタルできますが、当日合わせるのが不安だったので、15万円かけてでも選んでよかったと感じました。
ちなみに色打掛にも種類があって、私は「友禅」という種類のものを選びました。
- 織物・・・生地を織りながら模様を描いたもの。お洒落で今風の柄が多いけど、継ぎはぎで手間が少ないので安い。
- 友禅物・・・絵画のように生地に模様を描いたもの。和風の柄が多く、一枚の生地に絵を描く大変さゆえ、高額。
以上3点は、事前に把握していた追加費用だったのですが、意外とかかった費用もあったので紹介します。
会場設営サポート
地味に高かったですが、設営や当日のエスコートのおかげで順調に会が進んだので感謝です。
お色直し
やはりプロにお願いするとはお金を支払うべきですね。
お色直しも含めて一日フォローして下さったので、支払うべきお金でした。
テーブル装花
普通の結婚式でも持ち込み不可で高いとは聞いていたけど、高い…。でも、無いと寂しいと思ったのでお願いしました。

まとめ
私たち夫婦は、結婚式にお金かけるなら別の体験をしよう!と思っており、結婚式は挙げない予定でした。
しかし、結婚式は両親や親戚に感謝をする場だと考えて、挙式とささやかな身内食事会を開催することにしました。
結果として、自分たちにとっても家族にとっても特別な1日となったので、挙式をして良かったです。
- 人生に一度の記念として挙式はしたい
- 大勢の前での挙式は恥ずかしい
- お世話になった家族や身内に晴れ姿を見せたい