「島で育てられた子は、とても感受性の高い人間に成長する。」
そう言われて思わず、うなずいていた自分がいた。
どうも旦那です。
今日自分が住んでいてた瀬戸内海に移住した人と、お話しする機会がありました。
立ち話程度で終わると思っていたのですが、気づけば1時間。
正直話過ぎてしまった感は大いにありますが、いい出会いだと感じたので紹介します。
出会ったのは・・・
今回出会ったのは、静岡中部の焼津にあるコーヒースタンドの店主。
静岡の出身の方で、もともとは東京でデザイナーをされていたとのことですが、震災などを機に広島に移住。
そこからしばらくたって実家のある静岡県に戻ってきたとのこと。
そんな人が居るなんて全く知らなかったですが、嫁の謎の情報取集能力の高さのおかげで、巡り合うことが出来ました。
(この能力だけは勝てない。
家からは少しはなれた場所にあり、仕事が終わってからでは間に合わないので断念する予定でした。
でもワーホリ行く前にいろんな人と会っておこうと思っていたのと、直感的に行った方がいいなとなんとなく思ったので、行くことに。
仕事を速攻切り上げ、フレックスで颯爽と退社。お先に失礼します。
そんな感じであってみると超いい人で思わず長話してしまった次第です。
島の良さ
高校を卒業してから8年間、地元で暮らすということをしてこなかったので、正直大人目線で島を考えたことはありませんでした。
しかし、今回その人とお話しさせてもらって改めて島で育つことの良さを感じました。
「山も海もすぐそこにある環境というのは素晴らしい。」
そう言われて、自分が今まで島で暮らしていたシーンが一気に頭の中を走馬灯のように駆け巡りました。死んではないです。
目の前の海で、魚を獲ったり、落ちているガラス片で小魚を解剖してみたり、野良犬に追いかけられて砂浜を全力で走ったり。
山では、草をなぎ倒して秘密基地を作りに行ったり、カラスノエンドウで笛作りまくったりなど、
今思えば都会で育てられたら一生経験することがなかったことばかりだなと思いました。
「もちろんゲームが悪いとは言わないけれど、そういった自然の中で育ってきた子は感受性がとても高い。」
冒頭でも書きましたが、続けて言われたその言葉に思わずうなずいてしまいました。
おかげで雑草を見ても「食えるか食えないか」を考えられる立派な大人になりました。
ここからは余談ですが、嫁に付き合おうと思ったきっかけは何?と質問したところ、
「初デートで雑草を食べたところ」という回答が返ってきました。
嫁の感受性を疑います。
早めに気づけて良かった
今回の出会いや一度色々と外の環境を見てきた中で、自分が育ってきた環境がいかに素晴らしいものであるかを再確認しました。
早めに気づけたことはきっと今後の自分にとって大きな影響を与えてくれるのではないかと思います。
育った環境という話のつながりで高校の頃の国語の教師が、
「どれだけ右往左往しても、最終的に人はみな自分の育った場所、もしくは育った場所に近い環境に身を置く傾向がある」という話をしていました。
この話を思い出して、無意識に故郷にみんな育てられたことを誇りに思っているんじゃないかと、おもいました。
少なくとも自分はそう思いましたし、自分の子供にもそういう環境で育ってほしいと思っています。
いつになるかわからないけれど、きっといつか故郷に戻るんだろうなーと漠然と思ったのと、嫁の視点に改めて疑念を抱いた一日でした。
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