カナダワーホリの全ての申請を終えて残すは入国手続きのみという方の不安の1つが、「入国審査後の移民局でのやり取り」ではないでしょうか。
飛行機に搭乗する前の空き時間に個人ブログやTwitterを眺めていたら、「残高証明や保険加入証明が必要らしい」という情報を目にして慌てている方も少なくないと思います。
私もその一人で、全く用意していなかったためカナダでワーホリ経験のある友人に慌てて連絡をして教えてもらいました。
フィリピン留学を終えてマニラから直接バンクーバー国際空港に向かい、入国審査を終えた私の体験談を紹介します。
結果的には、残高証明や保険加入証明を求められませんでした。
【ワークパーミッド発行】
空港で入国審査・荷物ピックアップ後に別室にて発行手続き。たくさんカウンターがあるのにスタッフは1人だったので、30分程待ちました。
特に質問もされず、残高証明・保険加入証明も不要でした💡 pic.twitter.com/EoZHaWKBWa
— なかちる夫婦@夫婦でカナダ2020 (@nakachirufufu) February 16, 2020
バンクーバー国際空港到着後の流れ
飛行機から降りたあとにやるべきことは、以下の4つです。
- 機械で入国審査
- 審査官によるチェック
- 荷物ピックアップ
- 移民局で正式なビザ発行
所要時間はおそらく1時間半ほどでした。
バンクーバーから乗り継ぎして別の都市に行く場合でも、最初に入国した国で正式なビザを発行する必要があるため、乗り継ぎ時間には余裕を持って行動するようにしましょう。
では、順に紹介していきます。
機械で入国審査

参照:VANCOUVER INTERNATIONAL AIRPORT
海外に入国する際には、通常は用紙にいろいろ記入して審査官に提出するのが一般的ですよね。
バンクーバーではBorder Xpress(ボーダーエクスプレス)という、機械で入国審査ができるシステムが導入されているので飛行機内では用紙は配られません。
機械はカナダ国籍と海外国籍の2つに分かれていて、それぞれ余裕のある台数が設置されているので、長時間並ぶこともありませんでした。
機械の言語設定はもちろん日本語もありますので、心配ありません。
ここでの申請が終わると、用紙が1枚発行されます。この用紙は空港を出る前に回収されるので、パスポートに挟んで無くさないようにしましょう。
審査官によるチェック
機械で入国審査が終わっても、審査官によるダブルチェックがあります。
パスポートと先ほどの用紙を提出し、「ワーキングホリデー目的で入国した」と伝えるだけで大丈夫でした。
私の審査官は、移民局に行きなさいという指示をしてくれませんでしたが、同じような場合でも、荷物ピックアップ後に空港を出ないようにしてくださいね。
ワーホリの方は、荷物ピックアップ後に必ず移民局で正式なビザ(ワークパーミッド)を発行することをお忘れなく。
荷物ピックアップ
運よく早めに荷物が見つかればいいですが、私は20分ほど待ちました。
荷物を受け取ったら、最後に移民局に向かいます。
移民局で正式なビザ発行
移民局の入り口にはスタッフが一人いるので、ワーホリで入国した旨を伝えれば指示してくれます。
また、移民局の中には大きな荷物を持ち込めないので、荷物は部屋の外に置き去りにすることになります。不安な方は、チェーンでくくりつけておくと安心です。

中に入るとこのように椅子がずらりと並んでいるので、指示に従って座りましょう。
ここではワーホリ目的の方のほかに移民申請をする方もいるので、タイミングによっては時間を要する可能性があります。
カウンターは15個ほどあるにも関わらずスタッフが一人しかいなかったため、ここでも20分ほど待ちました。
提出する物と質問内容
自分の番になったら、パスポートとワーキングホリデー就労許可通知書のコピーを提出します。
スタッフも慣れた手つきで書類を手にして、「処理が終わったら名前呼ぶから待ってて」とシンプルな対応でした。
残高証明書や保険加入証明書の提出は求められませんでした。
5分もせずに正式なビザが発行され、晴れて本物のワーキングホリデービザを手にすることができました!
また、多くの経験者が言っていますが、ビザに書かれている有効期限はしっかりと確認するようにしましょう。
まとめ
ネットには様々な情報が載っていましたが、特に大きな問題もなく入国することができました。
カナダワーホリを控えている方の不安を少しでも取り除けたようであれば嬉しいです。
カナダその時に入国後の手続きにかかる時間はタイミング次第なので、余裕を持って行動する
移民局では残高証明と保険加入証明を求められることは稀
実りあるワーキングホリデーを送ってください。