こんにちは。夫婦でカナダにワーホリ中のなかちる夫婦(@nakachirufufu)です。
カナダ入国後はカルガリーに1ヶ月半ほど滞在し、今はキャンモアというカナディアンロッキーの麓にある小さな街で生活しています。
カナダワーホリの滞在先として思い浮かぶのがトロントやバンクーバーだと思います。
でも、たった1年のワーホリの行き先を決めるのは悩みどころですよね。
「カルガリーの情報が少ないけど、実際のところどうなんだろう?」と気になっている方に、今回はカルガリーのデメリットを紹介します。
以前Twitterで反響があった、カルガリーのおすすめポイントを12個まとめた記事はこちらです。
本記事では敢えてデメリットを紹介しますが、基本的には自然も近くにあったり、税金も低いので、節約しつつカナダの大自然を楽しみたい人にはちょうどいい街だと思います。
それでは見ていきましょう。
カルガリーはつまらない?
カルガリーはオイル産業で発展した街で、大自然が近くにありながらダウンタウンには高層ビルがいくつかあり、意外と栄えています。
基本的なデパートやファッションブランド、アウトドアショップなどはダウンタウンに集中しているので、買い物には困らないはず。
しかし、何度もダウンタウンに通ってみての感想は・・・活気がない。
平日の夜や土日は賑わっていてもいいと思うのですが、大賑わいしている光景はあまり見かけませんでした。
それなりに治安が良い分、落ち着きすぎている部分もあるので、海外らしいクレイジーさを体感したい方にとっては少し退屈に感じてしまうかもしれません。
カルガリー生活では車が必須?
ダウンタウンから少し離れたエリアに住んだとしても、市内はC-Trainというバスと電車が通っているので、基本的な生活で不便なことはありません。
しかし、種類が豊富な日本食スーパーやコストコなどの大型スーパーに行くためには、車があったほうが便利です。
バスや電車を乗り継いで行くこともできますが、交通費が意外とかかってしまうため、車が欲しいと思い続けながら生活していました。

これは仕事探しにバンフに行ったときのもの。カルガリーでレンタカーを借りました。
カルガリーは風が強く、乾燥がひどい?
フェーン現象という気候現象は聞いたことがあると思います。
正確な定義は以下の通り。
気流が山の斜面にあたったのちに風が山を越え山を越え、暖かくて乾いた下降気流となってその付近の気温が上がる現象をいう。乾いた風となって吹き下ろし、気温が上昇する現象。(引用:Wikipedia)
フェーン現象の一種で「Chinook(チヌーク)」と呼ばれる風が、カナディアンロッキーを超えて暖かい風となってカルガリー地域に吹き下ろします。
主に11月~5月の期間にチヌークが発生しますが、寒い時期に一時的に気温を上げてくれると同時に、極度の乾燥をもたらします。
また、チヌークによって強風が吹きこむため、カルガリーはカナダで一番風が強い地域と言われているようです。

寒さや強風対策のために、ダウンタウンの建物間はこうして連絡通路で繋がっているので、外に出なくても移動ができます。
実際にカルガリーの冬を体験してみて、家の中でも乾燥するので、常に湿気を保っておかないと皮膚が乾燥していくのを体感しました。
加湿器が無かったので、ケトルの蓋を開けて水蒸気を発生させていました。
まとめ
カルガリーは大都市すぎず、こじんまりしているので物足りないと感じてしまう可能性もあると思います。
今回紹介した3つのデメリットはあるものの、自然が豊かな街なので、アウトドアが好きな人にはおすすめです。
1時間半ほど車を走らせれば、世界遺産に制定されているカナディアンロッキーの玄関口のバンフという街にもアクセスできます。
一生に一度のカナダワーホリ生活、自分に合った都市を選んでください。
もし生活してみて気に入らなければ移動もできるので、気負いすぎずでいいと思います!