こんにちは。夫婦でカナダにワーホリ中のなかちる夫婦(@nakachirufufu)です。
カナダに到着し2週間が経ちましたが、まだ仕事は見つかっていません。
カナダワーホリの仕事探しのリアルな話を聞いたことがなかったのですが、実際に体験してみると一筋縄ではいかないように感じました。
今回は、カルガリーとバンフ、キャンモアでの仕事探しを通して気づいた、ワーホリの仕事探しのリアルをお伝えします。
ワーホリ仕事探しで気づいたこと
・ネット応募はほぼ返事こない
・トライアル中は無給のこともある
・リゾート地だと家の確保が難しい
・こだわりすぎると見つけにくい
・タイミングが全て心の余裕を持つためにも、ある程度の貯金はきっと必要🤭
— なかちる夫婦@カナダワーホリ🇨🇦 (@nakachirufufu) February 29, 2020
この記事の目次
カナダワーホリで仕事をゲットするまでの期間
給料なのか、仕事環境なのか。何を優先するかで、働き始めるまでの期間は変わりますが、到着後約1~2ヶ月が平均的だと思います。
私たちは、カナダに到着して2日後にカルガリーのダウンタウンにあるジャパレスに内定をもらいました。
お客さんは外国人ばかりなので英語を使う環境。給与は基本給に加えてチップだけで3,000ドルなので、月40万前後を稼げるとのことでした。
しかし、採用されて喜んだのもつかの間で、ふとこんなことを考えました。

数日後にトライアルを受ける予定でしたが、翌日にはお断りの連絡をして、バンフ周辺での仕事探しに切り替えることにしました。
その後キャンモアにあるカフェに履歴書を渡しに行き、トライアルを経て採用が決まりました。
人数の関係上働けるのは4月からだったので、仕事が始まるのはカナダ到着から1ヶ月半後。
自分が何を重視するかにもよりますが、住む場所や条件、タイミングを加味するとこれくらいの期間余裕を持っておけばいいかと思います。
カナダワーホリで仕事に応募する方法
カナダではネット応募だけではなく、お店に直接行って履歴書を渡す応募が主流です。
私たちの経験では、トライアルや採用に繋がったのは手渡しした場合だけでした。
ネット応募と手渡しの2種類について説明します。
ネット応募
カナダワーホリする際に、ネットで仕事を探す手段として主に知られているのは以下の4つです。
- e-Maple
- Jpcanada
- Indeed
- Cragelist
e-MapleとJpcanadaは、日本人向けの求人がほとんどです。
その他は英語での応募になるので、自分たちだけではなく現地の人や、英語が話せる人たちとポジションを争わなければいけません。
しかし英語環境で働くためには非常に良い環境なので、英語漬けにしたいと思っている方は、英語サイトから探したほうがいいです。
直接手渡し
ネットの情報ではどこがいいか分からないという場合は、お店の多いダウンタウンや自分の住みたい地域を歩き回って、手当たり次第履歴書を落としていくのもおすすめです。
私たちの場合は、履歴書を渡してそのまま面接となり、トライアルの日付が決まりました。
お店に求人広告は出ていませんでしたが、タイミング良く人の入れ替え時期ということで、チャンスをもらうことができました。
手渡しをする際は、以下の点に気を付けましょう。
- 英語の履歴書を持参する
- お昼時など忙しいタイミングは避ける
- 求人しているか、マネージャーがいるかを聞く
- 英語が話せなくても明るく元気に接する
カナダワーホリでは仕事の前にトライアル制度が
日本でアルバイトをする上では馴染みがないですが、カナダでは本採用前にトライアル制度があります。
応募者の適性を判断したり、お店と応募者のミスマッチをなくすために設けられています。
トライアルを経て、合格したら晴れて本採用になります。
トライアルの内容は職種によりますが、私たちはレストランのキッチンとして応募したので、野菜を切るなど仕込み作業をしました。
後々面接をしてくれた同僚に話を聞くと、能力よりも職場でのコミュニケーションを見ていたとのこと。
チームワークが不要な職場はほとんどないので、上手くチームに溶け込めるかが採用判断の大きなポイントになるそうです。
一番印象的だったのは、「勝手がわからなかったり、英語が理解できないのは問題ではなく、自分が分からないことを伝えることが大事だ」といっていたことです。
これからワーホリでトライアルを受ける方は、恥ずかしがらずに積極的に聞く姿勢を持って挑みましょう。
カナダワーホリでお給料が発生するまでの期間
カナダで給料が発生するまでの期間は面接から、トライアルを含めると1~2週間程度です。
お店にもよりますが、私たちが働いているカフェでは2回のトライアルは無給で、3回目からはフルタイムで働いて給料+チップが発生しました。
カフェの前に内定していたジャパレスでは、メニューを覚える試験があり、合格するまでは基本給の明支給で、合格後は能力に応じた割合のチップがもらえるという具合です。
店によって、形態が全く異なるので、なるべく面接時に確認しておくことをおすすめします。
カナダワーホリでバンフなどのリゾート地で働く際に知っておきたいこと
バンフなどリゾート地で働く場合は、以下の2点を知っておくと良いでしょう。
- ハイシーズン前が狙い目
- 家賃が高いので、スタッフアコモデーション付が狙い目
ハイシーズン前を狙う
バンフなどのリゾート地では、スキー場勤務やツアーガイドなどのシーズンワークがメインとなるので、各シーズンを考慮して仕事探しを行う必要があります。
バンフに長く住んでいる方によると、夏のハイキングシーズンは5月GW〜10月初旬、冬のスキーシーズンは12月〜4月なので、その前後で大量に求人が出るとのこと。
ワーホリビザを1年丸ごと使ってバンフに滞在したい方は、カナダ渡航の時期を4月または11月あたりに調整することをおすすめします。
アコモデーション付きの仕事を狙う
リゾート地となると家賃も高く、シェアハウスでも1000ドル前後かかるところも出てきます。
場所によっては、スタッフ用のアコモデーションを提供している職場もあるので、生活コストを下げるためにもそういったところに着目して仕事探しをしてみるのもいいでしょう。
バンフ周辺でのアコモデーション付きの仕事探しの方法については「バンフでアコモ付きの仕事の探し方【カナダワーホリ】」を参考にしてみてください。
カナダワーホリの仕事探し、成功のカギは「タイミング」
カナダワーホリにおける仕事探しの流れを紹介しました。
カルガリーのダウンタウンであれば求人が多かったのですぐに働き始めることはできたと思いますが、バンフなどリゾート地で働きたい場合は、仕事と部屋探しのタイミングが重要です。
私たちは特に下調べをせずに渡航してきたので、1ヶ月半無収入の状態が続いてしまいました。
納得した仕事を見つけるまでには、貯金でつなぐ生活になることも想定して、ワーホリ資金は最低1ヶ月分は必要だと感じました。
これからワーホリを考えている方は、渡航時期と譲れないポイントを考えつつ、資金作りをしておくことをおすすめします。