夫婦でカナダワーホリ中のなかちる夫婦(@nakachirufufu)です。
「できれば格安で済ませたいけど、しっかりとサポートしてもらえそうな日本の保険に加入すると年間の費用も高いから迷っている。」
ワーホリを控えた方の多くは、保険に加入するべきか悩んでいるのではないでしょうか。
カナダでは条件を満たせば州ごとの保険に加入することができ、一定の医療費は無料になります。
今回の記事では、カナダの州ごとの保険をまとめました。
はじめに
カナダでワーホリをする条件として、カナダ政府の公式ホームページによれば「ワーホリ期間中をカバーする保険に加入しなければいけない」というものがあり、医療・入院・本国送還の3つをカバーしている必要があります。
保険に加入していない場合入国拒否されることもあると書かれていますが、入国審査時に確認されることはありませんでした。
私たちは、初めのうちはクレジットカードの付帯保険を利用していました。
また、ワーホリ経験者の友人も同様にクレジットカードの保険のみで渡航したと言っていました。
万が一のことがあった場合に保険に入っておくに越したことはありませんが、加入してなくても入国はできると思います。
ブリティッシュコロンビア州
バンクーバーのあるBC州では、MSP(Medical Service Plan)という保険に加入することができます。
2020年1月1日より保険料が無料になったので、これから渡航する方はぜひ加入しましょう。
申請から保険カードを受理するまでの期間は、約2ヶ月と言われています。
- ビザの期限が6ヶ月以上あること
- 6ヶ月以上連続してBC州に住むこと
- 週に18時間以上働くこと
- ブリティッシュコロンビア州での雇用が確認できるもの(労働時間を示す雇用契約のコピー)
- ブリティッシュコロンビアからの出発する日が確認できるもの
参照:BC州政府公式サイト
オンタリオ州
トロントのあるオンタリオ州では、OHIP (Ontario Health Insurance Plan)という保険に加入することができます。
申請から保険カードを受理するまでの期間は、約3ヶ月と言われています。
- オンタリオ州に153日間住んでいること
- 今後6か月間の就労が予定されていることが証明できる雇用者からの手紙があること
- オンタリオ州に住んでいること
- パスポート
- ワークパーミッド
- 雇用主による6ヶ月以上の雇用証明
- 住所が証明できるもの
参照:ON州政府公式サイト
ケベック州
モントリオールのあるケベック州では、RAMQ(Régie de l’assurance maladie du Québec)という保険に加入することができます。
申請から保険カードを受理するまでの期間は、約3ヶ月と言われています。
- 6ヶ月以上の労働許可があること
- パスポート
- ワークパーミッド
- 雇用主による6ヶ月以上の雇用証明
- 住所が証明できるもの
参照:QC州政府公式サイト
アルバータ州
カルガリーやバンフのあるアルバータ州では、AHCIP(Alberta Health Care Insurance Plan)という保険に加入することができます。
申請から保険カードを受理するまでの期間は、約2週間と言われています。
- 1年以上アルバータ州に住むこと
- 6か月以上のビザ証明もしくは留学証明書があること
- パスポート
- ワークパーミッド
- 住所が証明できるもの
参照:AB州公式サイト
アルバータ州に関しては、私たちもワーホリで申請を行ったので、申請方法に関しては下の記事もさんこうにしてみてください。
まとめ
カナダの4つの主要都市が属する州の保険制度についてまとめました。
日本の国民健康保険のような制度にお金がかからないというのは助かるサービスですよね。
ただし、州ごとの保険は、傷害・疾病で病院にかかった時の診察費・治療費・手術費などは負担してくれますが、歯科・眼科・薬代は自費になるので注意しましょう。
詳しくは各州の公式サイトを見て、条件や保険の適用範囲を確認しておきましょう。