ワーホリに行こうと決断してから、
「どうしてワーホリに行こうと思ったの?」「自分だったらその決断できないわ」と言う声をたくさん頂くので、今回はどうして私がワーホリを決断したかについて書いていきます。
この記事の目次
私がワーホリに行こうと決断した理由
- 自分の人生は一度しかないから
- 真のグローバルとは何かを突き詰めたかったから
- おもしろそうだから
とっとと結論を述べてしまうと理由はこの3つ。
多少引っかかる部分もあるかも知れませんが、ひとつずつ説明していくのでお許しを
自分の人生は一度しかないから。

知ってました?人生って一度しかないらしいですよ。
そういわれると「当たり前すぎるわボケェ」とかって言いたくなりますよね笑
私も思いました。
ただ、このことを意識して、後悔ないようにみんな常に行動しているかと言うとそうじゃないと思います。
勿論私もその1人でした。
それにこの意識を強く持ち始めたのもつい最近のことです。
というのも自分の周りで同世代でなくなっている方や、昨今の事件や事故などで、自分よりも若い人たちが死んでいるのを見て、「いつ死ぬかわからないなぁ」という思いが生まれてきたからです。
一度しかないのにいつ終わりがいつ来るのかわからない人生。
こう考えると繰り返しの日々を過ごすってすごいもったいないと思った次第です。
そして自分が後悔しないためにも、今回ワーホリという手段を使って行動しようと思い立ったわけです。
真のグローバルとは何か

2つ目は”グローバル”というものを追求してみたかったからです。
今現在世間一般では”グローバル企業”と言われる会社で働いていますが、そもそもなぜ私がグローバルを意識するようになったか。
という話をしていきます。
グローバルとの出会い
私とグローバルとの出会いは小学生の頃でした。
当時住んでいた地域の近くに、戦時中敵国の兵隊を収容していた収容所の跡地がありました。
その跡地を当時収容されていた人々の子供たちが立ち上げた団体が、見学にくるという話があり、その訪問に合わせて、学校側が生徒たちに国際交流の場を持たせてくれました。
その時が初めての異文化交流というわけではなく、学校にALT(Assistant Language Teacher:外国語を指導してくれる人)のメアリーが居ました。
しかし、当時の私にとって、メアリーは「Typhoon」(台風ゲームという英語のゲーム、知ってる人は知っている)もしくは、自分の顔写真をドル札に印刷してくる人という印象しかなく、あまり文化の違いを感じさせられることはなかったです。(決して悪い意味ではなく、日本にメアリーが順応しきってた)
そんな日本慣れしているメアリーしか知らなかったので、外国人との交流に対しても何も戸惑いはなかったです。
実際にその交流会の最中もどんなことを喋っていたかは覚えていないですが、問題なく過ごせていたと思います。
しかし衝撃を受けたのはそのあとで、交流会の後クラスの代表の女の子が、訪問しに来た団体の代表者に花束を渡すという場面がありました。
そして、花束を受け取った代表者のおじさんが、お礼にその女の子のほっぺにキスをしたのです。
その行為が自分にとっては、かなり衝撃でした。
「お礼に女の子にキスしてもいいんだ」と。(ここだけ見るとやばい奴)
国や育った文化が違うだけでここまで振る舞いが変わるのかという意味で衝撃を受けました。
そして、いろんな文化の人たちがうまく仲良く生きていくためにはどうすればいいんだろうかと考えるようになりました。
でも今になって冷静に考えると日本のおっさんが、お礼に女子小学生のほっぺにキスしたら、軽く事案ですよね
形だけのグローバル企業
そこから「グローバルってなんなんだろうなぁ」というぼんやりとした気持ちがずっと頭の中に。
今の会社に入ろうと思ったのも、「その答えがきっとあるのではないか」という期待があったからだと思います。
ただ実際に働く中で、グローバルというものがどんどん遠ざかっていくような違和感を感じました。
私が働いている会社は「グローバル採用」という枠があり、毎年一定数海外籍の人材を採用しています。
しかし、そのほとんどが数年で退職してしまっています。
仲の良かった人に聞いたりしてみると、
- どこかで下に見られている感覚がある
- コミュニケーションを取ろうとしてくれない
- 変化を嫌う人が多すぎる
など、正直お世辞にもいいとは言えない状況というのが蔓延しているようでした。
また、実際に自分が働いている中でも、どこか海外拠点のスタッフを下に見ているような発言や、「日系企業で日本語が話せない時点で話にならない」といったような発言を耳にすることも。
”グローバルとは何か?”の答えを見つけるどころか、余計もやもやしてしまいました。
もちろん、駐在に行けば少しは変わるんじゃないだろうか?と思ったこともありました。
でも蓋を開けると駐在員も結局同じような考えを持っている人が多いみたいで、海外駐在になっても日本人駐在員同士で遊ぶという人が多く、出張に行く中でも現場で働く拠点スタッフとの壁というのを何度も感じました。(もちろん中にはうまくコミュニケーションをとれている人もいます。)
そういった環境を目の当たりにしてから、自分が追い求めているものの答えはないのではないかと考えた所存です。
おもしろそうだから

ぶっちゃけ言うとワーホリに行こうと思った理由の7割がこれですね。
”わからないことだらけ”というのはなんだかワクワクしませんか?
大どんでん返しの映画にしろ、サプライズにしろ、前もって予測できないことってめちゃくちゃ面白いことだと思うんですよ。
実際旅行とかいっても、事前に調べて行った絶景ポイントよりも、たまたまふらっと立ち寄ったところの方が新鮮な体験ができることが多いと思います。
今回行くワーホリでは全く違う国で、違う文化の中で、自分のことをだれ一人知らないという環境の中、体験できることすべてが未知。
そういった環境の中で得られるものは全く想像もつかないので、即決しないわけにはいきませんでした。
まとめ
生きていく上で、何を考えてどう行動していくかなんて一人ひとり違うので、自分の生きたいように生きるのが一番いいと思います。
今回の中で、自分の価値観を押し付けるというようなことをする気はさらさらないですが、「人生は一度きりで、しかもいつ終わりが来るかわからない」というのは、誰にでも平等にある事実です。
皆さんがハッピーな人生を過ごせるように心から祈っています。
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