
今回は、そんな日本の中と外を見てきた中で実際に感じた、日本のよくない点について語っていきます。
いい点については前回記事にしたので、こちらをご覧ください。
ちなみに筆者は、どちらかといえば日本が好きな人種なのでそのあたりはご理解いただきたいです。(笑)
1.実はそんなに優しくない


いきなり、率直な意見を放り込みますが、これは割とあるかと思います。
前回の記事では、接客が丁寧などホスピタリティをほめちぎりましたが、それはあくまでもサービスの一環。
完全なるプライベートで全く知らない人にやさしくできる人なんてそうそうないと思います。
ただしこの現象、困っている人が外国人であれば話は別。
日本人は日本の外の人にはめちゃくちゃ優しくします。
これはおそらく日本人が気質として持っている、内と外の文化。
いわゆる、「ホンネ」と「タテマエ」の意識が根付いています。
この意識が根底にあるから、日本人は日本人のことを優しい人種と思わず海外の人は日本人が優しい人種と思うという構図が出来上がっているのです。






裏を返せば腹黒い日本人。。。
インターネットの匿名掲示板(2ちゃんとか)などが、誹謗中傷でありふれているのを見ると何となくうなうなずけますよね。
ちなみに・・・
完全に余談ですが、日本人はネット上でハンドルネームや名無しでコメントをする人がほとんどすが、逆に海外ではネット上でも本名でコメントする人が多いです。






優しさについては、完全に主観かもしれませんが、海外の人にとって優しい行いをするかどうかは、世間体ではなく本人の信念に基づいているように感じます。
常に人にやさしくしようという信念の人は、人種、時間、場所構わず誰にでも優しいふるまいをされています。
2.働きすぎ


ブラック大国日本。
今でも社会問題として大きくメディアに取り上げられていますが、これはもう言わずもがなですね。
仕事で海外の会社などと関わり合いがあるのですが、日本との差を感じる部分としては、徹底的にテクノロジーや外注化を推進して、業務の効率化を図っていることです。
反対に日本にいるとアナログですべて自分たちでやろうとする風潮があります。
働き方改革もこういった意識などを変えるところから手を加えていかないといつまでたっても変わりません。
ここからは完全に個人的な見解ですが、日本の長時間労働の問題はバブル世代の人材を一斉にリストラすれば、解決するのではないかと思います。
なぜなら世の中の会社のマネジメント層というのはほとんどがこの世代に該当し、時間をかけて頑張る=美徳と勘違いしている人がとても多いからです。
じーけんの会社では、新人が3年目に自身の成長っぷりを上司にアピールする報告会の場があるのですが、実際にそういった場でもよく「苦労したこととかってないの?」という質問を耳にします。
しかし、テクノロジーや多様性に触れながら育った我々ゆとり世代から言わせてみれば、「苦労しないためにいかに工夫をするか」という思考が働くのが当たり前です。
「いかに時間をかけて泥臭くやったか」を求められてもそこに美徳を感じないので、そういった質問には違和感がありますし、古い人間だなと率直に思ってしまいます。






そういった背景もあり、個人的に完全撲滅したいです。バブル世代。
3.ユーモアが少ない


これはシャイピーポージャパニーズが故の宿命かもしれませんが、他国に比べると圧倒的にユーモアにかけています。
海外に行くとスーパーの店員やそらへんのおばちゃんまで冗談を言っていることがほとんどです。
海外の人たちから見ると、「「日本人は無表情」というコメントを良く耳にしますが、確かにその通りで、まじめすぎるが故にユーモアも少なく、笑顔が生まれる機会も少ないです。
ですのでそういった印象を持たれても仕方がないのかもしれません。






まとめ
前回の記事を含めて、日本の良いところ悪いところについて書かせていただきました。
日本に限らず、どこの国でもいいところ悪いところはあるはずです。
大切なのは相手に対しての思いやりをもつことです。
この意識はどこの国に行っても評価されることなので、常に思いやりや優しさというのは意識して生きていきたいものですね。