こんにちは。夫婦でカナダにワーホリ中のなかちる夫婦(@nakachirufufu)です。
夫婦で1ヶ月間フィリピン留学後、カナダワーホリ開始後1ヶ月でローカルカフェに採用され、英語環境で働いています。
「英語をペラペラに話せるようになりたいけど、勉強法が分からない。」
そんな疑問について、英語勉強中の私たちが一緒に考えていきたいと思います。
英語ペラペラの定義から効果的な勉強方法まで、私たちの体験を踏まえてお伝えします。
- 英語がペラペラの定義=英語で会話ができること
- 基礎を固めた上でインプットとアウトプットの3ステップが大切
- ステップごとに勉強法を紹介
この記事の目次
英語がペラペラの定義とは
ネイティブと会話できる英語力
英語がペラペラというのは、どんな状態だと思いますか?
YouTuberのバイリンガールちかさんや、フリーアナウンサーの田中みな実さんなど、帰国子女を想像する人が多いと思います。
しかし、留学や海外生活無しに独学で英語をマスターし、海外で働く人もたくさんいます。
「英語がペラペラ」の定義を紐解いてみると、「ネイティブに引けを取らず会話ができること」ではないでしょうか。
完璧じゃなくてもいい
外国人が日本語を話しているのを聞いた時、
発音が少し間違えていても会話ができていれば、「日本語ペラペラだね!」と思いませんか?
実際に私たちが旅行で出会った外国人たちは、
こんにちは・ありがとう・私の名前は○○です
など、基本的な言葉しか知らなくても「日本語話せるよ!」と自信満々な人が多かったです。
私たちは義務教育の頃から英語を学んでいるので、ある程度の英語は話せるはずです。
しかし、「ペラペラになるには一生無理・・・」とハードルを高くしている人が多いのではないでしょうか。
英語がペラペラというのは、ネイティブレベルの英語で話すことではないと思うのです。
ネイティブや帰国子女のレベルを目指すと心が折れてしまうけど、日本で生まれ育ったから仕方ないと割り切ることで、ハードルが下がって楽しく英語の勉強に取り組めると思います。
ここからは「英語がペラペラ=ネイティブと英語で会話できること」と定義して、英語の独学勉強法を紹介します。
前提:単語と文法の基礎は大切
単語と文法の基礎を固める
カナダに住み始めて、英語で会話することが増えましたが
ある程度の単語を知っていて、基本的な文法を駆使すれば会話は成立すると気付きました。
参考書を読み込んでも覚えられなかった仮定法や過去完了形といった難しい文法は、日常生活ではあまり使いません。
日常生活で使うことが多い単語や文法を身に付けるべきだと感じました。
英語を英語で学ぶ勉強法
単語と文法を復習するなら、学生時代に使った教材がいいのかな?と考えるかもしれませんが、
英語の勉強をするには英語で学ぶことが大切です。
実際にフィリピン留学中はすべて英語で教わりましたが、日本語を介さないことで英語脳が作られていく実感がありました。
単語の勉強は、英単語アプリでもいいですが、分からない単語をGoogleで英語で検索することが一番手っ取り早いです。
文法の勉強は、全て英語表記の有名な参考書「English Grammar in Use」が1冊あれば、実践で使える文法力を身に付けることができます。
私たちが実践している独学で単語や文法を身に付ける方法は、「【独学】英語嫌いだった私が、海外生活できるようになった勉強法」で詳しく紹介しています。
インプット:毎日楽しく英語に触れる
単語や文法の基礎を固めるだけではなく、英語のシャワーを浴び続けることも欠かせません。
しかし「1日○時間英語を勉強する!」と意識すると、勉強が長続きしない人も多いのではないでしょうか。
毎日コツコツ継続して勉強するために、楽しく英語に触れられる3つの勉強法を紹介します。

Podcast聞き流し
多くの言語学者が「すべての言語にはそれぞれのリズムがある」と話しています。
まずは英語のリズムに慣れるために、Podcastを聞き流すようにしましょう。
Podcastとはインターネットラジオのことですが、いろいろなアプリがあります。
Appleユーザーなら純正アプリが使えますし、「Pockes Casts」というアプリもおすすめです。
海外ドラマや映画を見る
海外ドラマや映画は、勉強してる感が無いのが一番のメリットです。
日常生活を舞台にした題材を選べば、実際にネイティブが使うフレーズを学べます。
いろいろなストリーミングサービスを試しましたが、Netflixに落ち着きました。
こちらの記事では、フィリピン留学の授業でも使われていた海外ドラマを紹介しています。
Lyrics Trainingでリスニングチャレンジ
英語耳を作った上で、リスニングをさらに強化できるのがLyrics Training。
音楽やドラマの英語を聞いて、タイピングしていくゲームです。
英語には連結や脱落と言って、単語と単語が繋がって話されたり発されない音があります。
それらを克服して英語のリズムに慣れるためにも、このゲームは最適です。
詳しい使い方については、こちらの記事をご覧ください。
アウトプット:英語を口に出す
目指すのは、ネイティブと英語で話すことなので
単語や文法の基礎や英語を理解できる力だけではなく、英語で話すアウトプットも欠かせません。
アウトプットに最適な3つの勉強法を紹介します。
発音の特訓
日本人のカタカナ英語は、ネイティブには伝わりません。
What?と聞き返されるうちに心が折れて、英語を話すのが苦手に・・・という事態を防ぐためにも、発音練習は絶対に必要です。
逆に発音ができていれば、文章が少し間違えていても理解してもらえます。
発音練習におすすめのアプリは「Cake」と「ELSA」です。
音声認識で採点してもらえるので、自分がどこを間違えているか分かります。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
瞬間英作文
発音と同時に取り組みたいのが、簡単な文型の英文を即座に口に出す瞬間英作文のトレーニング。
例えば次の文章。すぐに英文を思いつきますか?
Q:トムと話している男性は誰ですか?
A:Who is the guy talking with Tom?
Q:寿司は私が一番好きな日本食です。
A:Sushi is my favorite Japanese food.
実際に英語で会話をしている時は、いったん辞書を引く時間も無く、すぐに口にしなければいけません。
スムーズに会話するために、すぐに英文を口に出す力を身に付けましょう。
王道ですが、おすすめは「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)」です。
中学英語で構成されていて、難しい単語を使う必要はありません。
CD付なので、口に出せない電車移動中の時はイヤホンで聞きながら頭の中で回答する、という使い方もできます。
英語で話す機会を作る
今まで紹介した勉強法を実践して自信をつけるためには、英語で話すことが重要です。
英語で話すためには英会話スクールへの入会が一般的でしたが、今の時代は様々なサービスがあります。
オンラインで参加者を募り、実際に集まる「ミートアップ」で言語交換会に参加するのが手軽です。
日本語を学びたい外国人と英語を学びたい日本人が参加するので、英語を使って会話するチャンスが多いです。
私はカナダで英語とフランス語のミートアップに参加しましたが、英語を学ぶ良い機会になりました。
他人の前で英語を話すのは恥ずかしいという方は、マンツーマンでレッスンが受けられるオンライン英会話がおすすめです。
スマホやパソコンの機器とWi-Fiさえあれば、どこにいてもビデオ通話でレッスンを受けることができます。
様々なオンライン英会話サービスがありますが、私たちが利用したのは予約なしで24時間何度でもレッスンが受けられるネイティブキャンプ。
1レッスン25分と短いので、気が向いたときや空き時間にサクッと受けられるのも特徴です。
7日間は無料お試し期間なので、まずは体験してみるのがおすすめです。
まとめ
母国語が日本語である私たちが、英語をペラペラ話せるようになるには終わりはありません。
「英語がペラペラになるには1年間」「1日30分で英語がペラペラに!」といったキャッチコピーもありますが、語学学習には終わりが無いことを理解しておきましょう。
果てしない道のりですが、基礎・インプット・アウトプットを繰り返すことで、海外で生活して働くことはできるようになります。
どれか一つだけに取り組むのではなく、バランス良く学習を続けてネイティブと会話できるレベルまで成長していきましょう。