ワーホリで使える英語力をつけるべく、海外ドラマで英語学習を始めました。
参考書を読んだり、昔使っていた単語帳を引っ張り出してみたものの、「これを勉強し続けて話せるようになるのか?」という疑問が生じ、日常英会話を学ぶため、海外ドラマ「ビッグバンセオリー」を見ることにしました。そしたら、見事どっぷりハマってしまいました。
そんなビッグバンセオリー中毒のわたしが、ドラマを通して学んだ日常英会話を紹介したいと思います!

この記事の目次
ビッグバンセオリーがオススメな理由5つ
2007年から12年続いた全米No.1コメディと言われているドラマです。
私は現在シーズン7(全12シーズン)なので、まだまだですが、1ヶ月でシーズン7まで到達したので、なかなかの中毒っぷりかと思います。
理系のオタク4人組を中心に、恋愛や下ネタも交えつつ、毎回笑えるエピソードを提供してくれるこのドラマ。内容を一言で表すのはなかなか難しいので、ぜひ見てみてほしいです。
私がオススメする理由5つを紹介します。
スキマ時間に見ることができる
私があまり連ドラを見ないのですが、主な理由は1話見るのに1時間かかるからでした。
なので、日本のドラマに限らずあまりドラマにハマることが無かったんです。
ビッグバンセオリーは1話が20分程度なのですが、これは驚異的な短さだと思います。
私はAmazonプライムであらかじめ何話かダウンロードして、通勤の往復で1話ずつ見ています。
スキマ時間でただスマホをいじるのではなく、ドラマで楽しみながら英語学習ができるので、罪悪感も少ないですよ。
ほぼ会話なので、英語を耳にする時間が多い
主な登場人物は7人いるのですが、それぞれに起こるエピソードが並行して1話に詰め込まれています。
なので、ほとんどが登場人物たちの会話なのです。
彼らの日常を切り取っているドラマなので、実際の日常で使われている英語を学ぶことができます。
笑い声が入っているので、笑えるタイミングを掴める
日本のバラエティーによくある、「ワハハハハ」という声をイメージしてもらえれば分かると思いますが、笑えるポイウントで笑い声が入っています。
初めは違和感がありましたが、すぐに慣れました。
英語のジョークを理解できるようになりたい!という人は多いと思いますが、ビッグバンセオリーではこの笑い声のおかげでジョークで笑えるように仕掛けられています。
でも、その笑い声がなくとも笑えてしまうくらい面白い内容だと思います。
1話完結型なので、連続で見続けるプレッシャーが無い
シーズンごとに約25のエピソードがあるのですが、ほぼ1話完結型です。
ある程度登場人物たちの人間関係や生活が変わるので、連続して見たほうがより楽しめることは間違いないですが、前回の内容を知らないとサッパリ分からない、という事態にはなりません。
いつも私が通勤時に観進めてしまうため、夫と見るときは夫は途中から見させられていますが、私の解説で問題なくキャッチアップできています。
いろいろな発音を学べる
英語学習で気になるのが、スピーカーの発音だと思います。
YouTubeやPodcastだと、同じスピーカーの発音に慣れてしまい、なんとなく英語が聞き取れるようになったと勘違いすることがありますよね。
しかし、ビッグバンセオリーでは登場人物のぶんだけ異なる発音を学ぶことができます。
主に使われているのはアメリカ英語ですが、メインキャラクターのひとりに、インド出身の男性がいます。実際にインド人の俳優なのですが、私でも訛りを感じます。
メインキャラクターの女性は3人いるのですが、声がとても高かったり、低音で早口だったり、女性でも全然違う話し方なんだ!と学ぶことができると思います。
ネイティブだけと話すわけにもいかないと思うので、こうした訛りや男女の声質などに耳を鳴らしておくことできるのは、いずれ英語で会話をする際に役立つと思います。
ビッグバンセオリーに頻出する日常英会話
では、オススメな理由をお伝えできたところで、私の頭に強くインプットされた日常英会話を紹介したいと思います。
What do you want?/何の用?
主人公のシェルドンは、かなりの変人で相手の状況お構いなしに部屋を訪ねたりします。
そんな時に、恋人のエイミーや同居人のレナードからよく言われているのがこの一言。
日本のニュアンスだと「なに?何か用?」という、気軽に使える感じだと思います。
What’s your point?/要点は?
かなりの理系オタク男子たちは、話が脱線しがちです。このセリフは仲間たちで言い合ったり、オタク男子の恋人たちから言われていることが多いです。
「で、何が言いたいの?」と聞くときに使える一言ですね。
What are you talking about?/何を言ってるの?
こちらも相手の言っていることがよく分からない時に使える一言。
「ちょっと何言ってるか分かんないっす」、というサンドウィッチマン富澤をイメージすると分かりやすいかもしれません。
Hang on a second./ちょっと待って
Wait a minuteしか知らなかったのですが、ビッグバンセオリーではこの一言が使われることが多いです。
Hang on.だったり、Hold on.と略して言っていることもしばしば。
ネイティブっぽくサラリと言いたい一言ですね。
That’s ridiculous./くだらない、馬鹿げてる
主人公のシェルドンは、とても頭の良い変人なので、しょっちゅう「くだらない」と言っています。
友人同士の冗談に対してくだらない、馬鹿げていると言う際にThat’s ridiculous!と使うそうです。
馬鹿げている、というとsillyやstupidくらいしか知りませんでしたが、ネイティブはridiculousを日常会話でよく使うみたいです。
What’s going on?/どうしたの?何かあった?
何か問題が起きたときや、相手の様子がおかしい時に使える一言。
私はよく「どうしたの?」と使うので、積極的に使っていきたいと思います。
Never mind./忘れて。気にしないで。
自分の言ったことを聞き流してほしいときに使っているイメージです。
同じ「気にしないで」という意味でも、相手が心配していることに対して使う場合はDon’t worry.を使うべきだそうです。Never mind は自分本位、Don’t worry は相手本位、という感覚でしょうか。
My apologies./悪かったよ。申し訳ない。
I’m sorry しか知らなかったのですが、My apologies. は丁寧でフォーマルな使い方になるそうで、ビジネスシーンで使われることが多いようです。
You’re kidding! Are you serious?/嘘でしょ!?マジ⁉
ビッグバンセオリーでは、ぶっ飛んだ事態が発生することもしばしば。みんな使いまくっています。
この言葉を使うときは、表情を作って精一杯感情を伝えることが重要みたいです。
おわりに
いかがでしたか?
参考書で勉強してもなかなか使う機会のないセリフたちが、ビッグバンセオリーの中ではたくさん使われています。
ドラマは映像とともに見ることができるので、後で振り返った時に具体的にイメージできるのが良い点だと思います。
私はドラマを見ながら聞き取れた文をノートに殴り書きしているのですが、結構良いですよ。

繰り返し使われているセリフは自然に脳内に再生されるようになるので、思わず日常で言ってしまいます。
英語学習はインプットだけでなくアウトプットが大事なので、覚えたセリフを家族に話しかけてみたり、独り言を言ったりしてどんどん身につけていきましょう!
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