知り合いにネイティブレベルの英語を話すことが出来る純日本人がいるのですが、聞いてみると留学していたとか帰国子女だったとかそういうのではなかったとのこと。
しかもつい2年ほど前までパスポートも取ったことがなかったということで、留学なしの完全独学。
しかも中途半端ではなくネイティブレベルの英語を身に着けています。(TOEICの点数でいうと970点!ボランティアで通訳も行うほど。やべぇ!)
そんな彼からどんな英語の勉強をしてきたかを聞いたので、今回紹介したいと思います。
ステップ①フォニックスを極めろ!

発音の学習をあまりしてこなかった日本人にとっていきなり馴染みのないワードが出てきましたが、落ち着いてください。
フォニックスとは英語の発音のルールのようなものです。
アルファベット単体を読むときは、
「A(エー)、B(ビー)、C(シー)・・・」と読みますが、実際の単語や文章になると音が異なってきます。
例を挙げるとApple(アップル)はエープルとは読みませんよね?
このように、フォニックスでは発音のルールがいくつかあります。
このフォニックスを極めることによって実際の音と文字の紐づけをさせることが出来るのです。
紐づけが出来れば、相手がどういった単語を言っているのかが分かりますし、それが初めて出会う単語だったとしてもスペルが分かるので、すぐに調べられる、ということです。
ステップ②自分の好きなことを英語で理解しろ!

フォニックスを極めるだけでも格段にレベルが上がりますが、さらに実用的な英語力を深めるために、自分の好きなことを英語で理解できるようにしましょう。
実際に使われている英語表現や文全体での強弱のポイントなどは、実際にネイティブが話しているのを聞くのが一番です。
今ではPodcastやYoutubeなど様々なオンラインコンテンツがありふれているので、自分の興味のある番組や動画などを見て学ぶのが良いでしょう。
最初は字幕で見ながら、しっかりとネイティブの発音を聞き、今度はイメージと音をつなぐ作業をします。
出来るだけ、音の強弱や発音方法等聞き取れるようになるまで同じフレーズをリピートしまくるのがコツです。
ネイティブレベルの彼も休日はほぼ毎週、1日13時間テレビに張り付いていたこともあったそうです。
英語能力は一日にしてならずですね。。。
「自分の好きなことで理解するっていうのも、簡単なことじゃないんだよ・・・」
という彼の言葉が身に沁みました。
ステップ③とにかくしゃべる

最後はやはり、自分の口で英語が発せられるようにならなければなりません。
練習方法としてはかなりシンプル、「暇さえあれば独り言をつぶやく」。ただそれだけ。
つぶやく内容は、映画などの登場人物のセリフでもいいし、自分の身の回りで起こったことなどを説明するもよし、とにかく意識して口を動かすことが大事です。
ある程度慣れてきたら、5W1Hなどを意識して、長文をスムーズに言えるように練習するといいでしょう。
そうやって何度も何度も繰り返し声に出すことで、英語が自然と出るようになってきます。
更にオススメしたいのは、「自分の声を録音して聞く」ということ。
自分の声を録音してネイティブと比較することで、問題点を迅速につぶしこむことが出来ます。
更に、定期的に録音することによって、自分のレベルアップの度合いも確認することができるので、モチベーションのアップにも繋げることが出来ます。
英語学習では、「継続すること」が」一番の課題になるので、それを達成するためにも録音は絶対にオススメです。
まとめ
- 音と文字の結び付け
- 音とイメージの結び付け
- 発音の訓練
この3つを徹底的に繰り返すことによって、英語を身に着けることは誰でもできると彼は断言しています。
たった3ステップですが、多くの人は挫折してしまうのが現実です。
継続できるように、自分が好きなものなどを絡めて、なるべく楽しみながら行えるように工夫しましょう。
あきらめなければ世界は変わる。
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