こんにちは。なかちる夫婦です。
今回はバギオのナイトマーケットについて紹介します。
バギオへの旅行や語学留学で一度は耳にする「ナイトマーケット」。
今回の記事ではこのナイトマーケットについて、アクセス方法から雰囲気、治安、売っている商品などすべて紹介していきます。
私たちがフィリピンでの語学留学中に、実際にナイトマーケットに行き調査して得た情報なので、現地のリアルな様子が伝わるかと思います。
この記事の目次
ナイトマーケットへのアクセス
バギオのナイトマーケットは、バギオの中心地にあるハリソンロード上で行われています。
夜の時間帯だとジプニーはあまり走っていないので、語学学校などから向かう場合はタクシーを利用するのが無難です。
運転手に「ナイトマーケット」と伝えれば会場に連れて行ってくれます。
ナイトマーケットの開始は21時からですが、道路を通行止めにして行われるので、開始直後などは特に渋滞が発生します。
10分くらい前に着くくらいで行動するとスムーズに事が進むでしょう。

早めに到着するとこんな感じで、店員が道路わきでスタンバっているのが確認できます。
21時になると一斉にお店が立ち並び、21時10分くらいにはほぼすべてのお店が販売を開始するといった感じです。

近くの歩道橋からナイトマーケットの出来上がる様子を眺めるのも◎
ナイトマーケットの商品
ナイトマーケットでは様々な商品が並んでいますが、基本的に両端が食べ物の屋台でその間に服やアクセサリーなどのお店というレイアウトになっています。
歩道橋から見ると、手前と奥が食事処といった感じです。
フィリピン名物バロット
ちなみに…
フィリピン名物バロット🐣を食べた夫の感想は「罪悪感のあるゆで卵」だそうです。
バロットは18ペソでした💰 pic.twitter.com/2LcllUxW0W— なかちる夫婦@夫婦で自由人大作戦 (@nakachirufufu) February 8, 2020
バギオのナイトマーケットでは、知る人ぞ知るフィリピン名物のバロットを食べることが出来ます。
バロットとは、孵化直前のアヒルの卵を茹で卵にしたもの。
グロテスクな見た目が旅行者に人気ですが、滋養強壮の効果もあるみたいで、現地の人たちの間では精力剤として食べられているそうです。
バギオのナイトマーケットでは、18ペソ(40円)。
味はダシの効いた茹で卵といった感じで、普通においしいですが、罪悪感を伴います。
インスタ映えな感じはありませんが、経験として食べてみるのもありですね。
その他のローカルフード
バギオのナイトマーケットではもちろんフィリピンのローカルフードを楽しむことが出来ます。

まずはフィリピンの定番料理シシグ。
豚のほほ肉を玉ねぎや卵と一緒に炒めた一品で、コリコリとした食感と濃い味付けがたまらなくおいしく、ご飯が進みます。
これで一杯50ペソ(約110円)というのがまた嬉しい。
ネタとか抜きにおすすめの屋台飯の一つです。

お次は串焼き。
日本でもおなじみのとりかわや豚バラ、イカ串なども焼かれています。
中には、見た目ではよくわからないものもあるので、勇気のある方は全種類チャレンジしてみてください。
コチラは一つ10ペソ。

続いてはBUKO JUICE(ブコジュース)。
コチラは簡単に言うとココナッツジュースです。
オシャレなカップに入っていますが、味は少し不思議な味がします。
例えるとするならナタデココ缶のシロップを薄めてスポーツドリンクチックにした感じ。
こちらはお値段15ペソ。

ローカルフードとは少しずれますが、Shawarma(シャワルマ)という中東地域で食べられているいわゆるケバブ的なやつです。
ラップとライスとで選べたり、トッピングもいろいろと選べたり出来ます。
こちらも値段は50ペソくらい。
ご飯をがっつきたいのならシシグ一択ですが、程よく野菜も食べたいならこちらをおすすめします。

他にも茹でトウモロコシ(20ペソ)が売ってあったり、

激長なホットドックが売ってあったり、

あんこの入っていない大判焼などが売っています。(15ペソ)
ちなみに隣の目玉焼きはシャワルマのためのもので、同じプレートで焼かれています。

なんとたこ焼きも売っています!(タコなし)
他にも写真には収めていないですが、串揚げやフライドチキンなども売っていました。

食事などで手が汚れることもありますが、脇に簡易の手洗い場が設置されているので、ウェットティッシュなどの持参の必要はないでしょう。
服飾品

地元民たちが多く集うのが服やかばんなどが売られている服飾品コーナー。
このゾーンは特に人気があり、自分たちの目当ての品を求めて上の写真のように多くの人たちが集まります。

商品の中にはノースフェースなどのブランド品も混ざっているので、日本から古着のバイヤーが買い付けに来ることもしばしばあるみたいです。

もちろん靴も売られています。
目視で確認した限りで一番人気のあるのは、ナイキのスニーカー。
ただしこの辺りはかなり怪しいモノもあるので、値段も見ながらしっかり吟味して購入することをおすすめします(笑)

財布なども売られており、イオンの二階でカート売りされてそうな奴から、ヴィ〇ンチックな財布まで並んでいました。

サングラスも人気のようでいたるところで売られていました。
ちなみにこのお店では、Ray-〇anのステッカーが貼られているサングラスが。
値段を聞いてみると「200ペソ(約440円)」という答えが返ってきました。
信じるか信じないかはあなた次第。

他にもお土産向きな現地の工芸品なども売ってあり、バラエティ豊富な感じが楽しいです。
ちなみに他の方のブログの記事ではスマホの販売の情報がありましたが、私たちが行ったときはそういうお店は在りませんでした。
ナイトマーケットの治安

フィリピンのナイトマーケットは非常に混雑していますが、警察や軍の警備が配置され、特に大きな事件が起きる心配はないかと思います。
ナイトマーケットを統括している委員会の人たちみたいな人もいて、店側の不正なども無いように監視しているような雰囲気でした。
フィリピンにしてはしっかりしすぎていて驚いたくらいです。
しかしいくら安全とはいえ、スリがいることもあるようなので、手荷物は最小限にして常に貴重品が肌に触れている状態が望ましいでしょう。
私はかれこれ5年ほど地球の歩き方の首から下げられるタイプの財布を使っていますが、一度もスリなどの被害にあったことがありません。
持っていない人は、必ず準備しておきましょう。
向かいのマーケットのチェックも忘れずに
バギオのナイトマーケットの向かい側には「Harrison Bazzar」というマーケットも存在しています。

コチラにもTシャツが売っており、物によってはこちらの方が安いというものもありました。

さらにコチラでは、ナイフなどの金物も売られていり、

枕や毛布なんかも売られていて、現地の暮らしを垣間見えるような雰囲気がありました。

もちろんコチラにも食事が出来るコーナーがあり、地元のお母さんが作るローカルフードがいただけます。
こちらはナイトマーケットの開店前から空いているので、早めに行ってここをぐるっと見て回るのが、賢い時間の使い方な気がします。
まとめ
今回はバギオのナイトマーケットの紹介をしました。
- バロット
- ローカルフード
- たこ焼き
- 服飾品
- お土産
などなど、欲しいものが一か所で見つかるナイトマーケットに行かない理由は正直ないです。
何も買わなくても行くだけで楽しいので、バギオに来たらぜひ足を運んでみてくださいね。
ただ、くれぐれもスリなどには気を付けてください。