みなさん、釣りしてますか?
釣りに対してどんなイメージがありますか?
私は生まれて22年、海無し県サイタマで育った影響で釣りとは無縁でした。釣りのイメージといえば、お父さんやおじいちゃんがやるものという感じでした。
そんな私も社会人になり新たな趣味を持ちたいなと思っていた時に思い浮かんだのがゴルフと釣り。
営業に配属されると、おじさま方と接することが多く話題作りにもなるし、興味が湧いてきました。

そんなこんなで、晴れて社会人で釣りデビューを果たしたのです。
この記事の目次
海釣りでデビュー
実際のところ釣りについてそこまで詳しくないのですが、ノーマルなのは海釣り。防波堤釣りと言って、波もおだやかな安全で整備された場所で行うスタイルでした。
初めて行ったのは釣り好きの上司とでした。釣りが趣味の上司はMy竿を貸してくれ、手取り足取り教えてくれました。




なかでも初心者向けは「サビキ釣り」と呼ばれるもので、エサを小さなカゴに入れて海中に垂らしてひたすら待つ、という簡単なもの。
簡単なぶん、釣れる魚も小さなイワシなどがほとんどです。
ローリスクローリターンとはこのことですね。
ちなみに朝から夜まで釣ってましたが、その日は当たりが悪かったようでイワシ数匹の悲しい釣果となりました。銚子まで片道3時間かけて行ったのに。。
でも、釣れたら楽しいんだろうな、と来たる次回の釣りに期待した2年前でした。
渓流釣りをやることになった理由
初めての釣りからしばらく経ち、釣りをする機会はほとんどなかったのですが、父親が興味を持ったらしく渓流釣りに誘われました。
父親は泳げない人なので、海遊び全般はしない人なので釣りは当然ど素人。
ど素人2人で不安な気持ちになりつつも、誘われるがままに渓流釣りをやることになりました。
都内から3時間弱の丹沢で渓流釣りができるらしい
今回渓流釣りの舞台に選ばれたのは、神奈川県の丹沢地区にある「うらたんざわ渓流釣場」。都内から車で3時間弱です。




この丹沢地区は、都内近郊で自然に触れ合うことができ、登山やキャンプにも最適なのでアウトドアマンにとっては魅力的な土地のようです。
いつもは通り過ぎるだけの丹沢でしたが、今回は立ち寄ることになりました。
行くまでのルートはこんな感じです。
山道をひたすら行くとトンネルが現れます。この先にあるのか?!と不安になりながら進むと…


こんなのどかな光景が!!


渓流釣りとは
そもそも渓流釣りとはなんぞや?ということですが、
一般的には、河川の上流・中流・下流の3分類のうち、上流部分で「ヤマメ」や「イワナ」「ニジマス」「アマゴ」等の鱒を狙う釣りが渓流釣りです。美しい山と木々に囲まれたフィールドで、自然の音とともに流れる時間も楽しみながらできる……。素晴らしい釣りのひとつでしょう!(参考:TSURI HACK)
平たく言うと川の上流での釣りということですね。
その中でも今回は「テンカラ釣り」という、竿と毛針と釣り糸のみの仕掛けで行う渓流釣りに挑戦しました。
渓流釣りの手順は?
・釣料金をお支払いして、竿を借ります。
1日券:4,000円
午後券:3,200円
・濡れてもいい格好に着替えます。
更衣室のような親切な空間などないです。和室トイレで着替える勇気のない人は家を出る時からジャージで行くことをオススメします。
・防水の専用靴を履きます。
ヌルッとするけど気持ち悪いのは最初だけ。
・釣竿のレクチャーを受ける
すごくシンプルな投げ方です。
普通の釣りのようなレール(ぐるぐる回して手繰り寄せるやつ)がないので、キャッチボールをするイメージで遠くを目指して投げ入れます。
・釣れるのを待つのみ
あとは辛抱強く魚が餌に引っかかるのを待つのみです。
渓流釣りができる期間は?
主に3月〜9月がシーズンとなっていて、10月以降は禁漁期間のようです。
ちなみに私が行ったのはシーズン最後の土日でした。ラッキー!
渓流釣りの何が楽しかった?
結果的にとても楽しかった渓流釣り。
私的に楽しかったポイントが4つあります。
①一本の糸で繋がっているから魚が引っかかるのが分かりやすい
②海と違って魚が見える
③川の中に入り川と一体化しながら釣りを楽しめて、アドベンチャー感を味わえる
④オリジナルの毛針(疑似餌)を作ることができる
最初は何も網を投げるのが下手すぎて苦心していましたが、自己流でとりあえず投げまくっているうちにコツが掴めてきました。
ニジマスを5匹ほど釣り上げ調子に乗ってきていたそんな時!!
なんと大物が引っかかったのです!
その重量感に胸が高まります。釣り上げて見るとそれは!それは綺麗なヤマメでした。
レクチャーしてくれた人も大興奮の大物でした。(ちなみに父はその時0匹。)


楽しさ①一本の糸で繋がっているから魚が引っかかるのが分かりやすい
ビギナーズラックで大物を釣り上げた私ですが、適当に竿を垂らしていたわけではないのです。
川釣りって、底が浅いから魚が見えやすいんです。
海だと海中はるか底にいる魚を一か八かで狙わないといけないですが、川だと魚が見えるので、寄ってきそうな場所を狙うことができるのです。
楽しさ②海と違って魚が見える
乗りに乗っていた私に与えられた新たなステップは、渓流釣りの本来のスタイルである川の中に入って実践することでした。
想像しにくいと思うので、こんな感じです。(全身レインウエアを着用しています。)


最初は足を滑らせたらどうしようと不安がありましたが、いざ入ってみるとなかなか楽しい!
そのスリルも相まってものすごいアドベンチャー感を味わえます。ワクワク体験って大事!
楽しさ③川の中に入り、川と一体化しながら釣りを楽しめてアドベンチャー感を味わえる
そんな楽しさばかりの渓流釣り。もう一つ普通とはひと味違った楽しみ方を教えてもらえました。
それは、My毛針(けばり・疑似餌)を作って、それを使えるということ。
説明した通り、渓流釣りは餌をつけての釣りではなく虫のような疑似餌をつけておびき寄せるのですが、今回はなんと特別に毛鉤作りをさせてもらいましたが、不器用な私でも没頭して作り込むことができました!


格好がだいぶダサいですが、そこはスルーしてくださいw


本物の虫みたいでしょう!?
そしてMy毛針で魚が釣れた時の感動は今まで以上に嬉しかったです。
楽しさ④オリジナルの毛針(疑似餌)を作ることができる
まとめ
釣れると楽しい
途中天気も悪くなり雨に降られながらの釣りになりましたが、いつもの釣りとは一味違う体験ができてあっという間の1日でした。
なお、渓流釣りのシーズンは3月〜9月で、10月以降は禁漁期間です。
ぜひ来年のシーズンに向けて気持ちを作ってみてください!