「キャンピングカーでアメリカ横断してみたいな~。だけど費用ってどれくらいかかるんだろう・・・」
今回の記事ではそんな疑問にお答えします。
こんにちは。夫婦でカナダにワーホリ中のなかちる夫婦(@nakachirufufu)です。
今回は社会人時代キャンピングカーでアメリカ縦横断を行った夫が、アメリカ横断で実際ににかかった費用について紹介します。
これからアメリカ横断を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
キャンピングカーでアメリカ横断時にかかる費用
初めに結論を述べておくと、キャンピングカーでアメリカ横断時にかかる費用は一人当たり30万円程度です。
- 航空券
- キャンピングカーレンタル費用
- ガソリン代
- 宿代
- 雑費(VISA、国立公園入場費など)
- 食費
- RVパーク代
- 国内移動費
- ホテル代
など、すべて含めてこの値段です。
今回の費用は以下の条件で算出しています。
- 人数:5人
- 期間:7日間
- 走行距離:7500km
実際に私たちが横断した時にかかった費用は5人で約1,370,000円。
1人当たりで考えると274,000円でした。
航空券の費用の変動などを考えると、同じペースで横断をするなら、30万円程度が一般的な費用だと思います。
費用の内訳

費用の内訳を下の表にまとめます。
項目 | 金額(円) |
航空券 | 661,450 |
キャンピングカーレンタル費用 | 341,281 |
ガソリン代 | 156,274 |
雑費 | 71,033 |
食費 | 56,587 |
RVパーク代 | 31,956 |
国内移動費 | 30,260 |
ホテル代 | 24,352 |
合計 | 1,373,193円 |
費用の半分近くが航空券代で、次いでキャンピングカーのレンタル費用とガソリン総費用の大部分を占めています。
実際に私たちが横断をした例をもとに、さらに細かく費用について紹介します。
航空券代

費用の約半分を占める航空券代は5人分で661,450円。1人あたり約13万円です。
私たちは西部のロサンゼルスから入り、ニューヨークをゴール地点として横断をしました。
以下のルートで航空券を購入しました。
- 羽田→ロサンゼルス(デルタ)
- ニューヨーク→ミネアポリス→羽田(JAL)
年末年始という繁忙期でしたが、「エアトリ」や「スカイスキャナー」で血眼になって格安航空券を探したおかげで、格安の航空券を購入することができました。

キャンピングカーレンタル費用


キャンピングカーのレンタル費用は341,281円。
費用の内訳について以下の表にまとめます。
費用の中には以下のものが含まれています。
- レンタカー費用(7日間)
- 走行距離無制限設定
- SLI(対人対物保険)
- 消費税(9.5%)
一般的にアメリカのキャンピングカーレンタルでは、走行距離に応じて追加料金が発生します。
私たちが申し込んだところでは走行距離無制限の設定があったため、それを適応しました。
ガソリン代


キャンピングカー横断で支払ったガソリン代は156,274円。
キャンピングカーは車両重量も重く、エンジンパワーも大きいので燃費が悪いです。
燃費は大体3~4L/km程度で、いつも400kmほど走ったところで、給油を行っていました。
時期やエリアによってガソリンの値段は変動しますが、7500kmで15万円程度なので、1km当たり20円ほどかかると思っておけばいいでしょう。
雑費


雑費は71,033円。
雑費の中には以下のものが含まれています。
- 国立公園の入場料
- 博物館の入場料
- 洗濯ばさみなどの日用品
- ESTA(米国観光ビザ)
- レンタカーのお店までのUber代
- 駐車場代
- Wifi
ハーレーダビッドソンミュージアムやNASA、グランドキャニオン等様々な観光地に行ったので、その入場料が大半を占めています。
この辺りは人によって変動が大きいので、参考として考えていただければと思います。
食費


自炊・外食を含めた食費は、5人で56,587円。
アメリカでの外食は高いので、各々の調理器具を持って行って自炊中心の生活をしました。
ところどころでみんなテンションが上がって、ハンバーガーやピザを食べたりニューヨーク到着後1泊2日でニューヨーク観光をしたりしたので、一人当たり1万円ちょっとの出費となりました。
基本的に自炊をしていれば、この辺りの費用はさらに浮かすことが出来ると思います。
RVパーク代


宿泊費であるRVパーク代は、31,956円。
キャンピングカー旅では、RVパークと呼ばれるキャンピングカー専用のキャンプ場での宿泊が基本となります。
宿泊費の相場は1泊20~70ドルです。
24時間営業のスーパー「Walmart」の中には駐車場で車中泊が可能な場所もありますが、治安面を考慮して出来る限りRVパークで宿泊することをおすすめします。



国内移動費


国内移動費は、30,260円。
国内移動費に含まれているのは以下の3つ。
- ETC代
- ガソリン代
- 駐車場代
私たちは静岡在住だったので、羽田まで車で移動して渡航中近くの駐車場に車を停めていました。
空港にも駐車場がありますが、安いところはすぐに埋まってしまうので、「あきっぱ」や「パーキング予約なら特P(とくぴー)」を活用して、駐車料金を安く済ませました。
ホテル代
キャンピングカー返却後のホテル代は、24,352円。
予定の合うフライトが無かったので、ニューヨークでホテルに宿泊しました。
この費用は航空券の日程をうまく調整できれば、浮かすことができると思います。
最終目的地で観光が必要ないのであれば、さらに安く済ませることができるでしょう。
宿が必要な場合は、「【Booking.com】」を参考にして探しました。
まとめ
アメリカ横断と聞くとハードルが高いものに感じますが、1人30万ほどあれば費用的には問題ありません。
私は年末のボーナスをアメリカ横断の費用に充てました。
また日数に関しても、社会人だとしても長期休暇を活用すれば十分に実行できるので、社会人だからとあきらめずに計画してみてはいかがでしょうか。
人生は一度きり。アメリカ横断に限らずやりたいと思ったことは実行して、最高の人生を送れるようにしましょう。