「海外旅行の時は、ポケットWifi よりもSIMカードがオトクなのはわかったけど、オーストラリアのSIMカードの選び方が分からない。いろんな会社が出しているけど、どれが一番いいんだろう。」
そんな疑問に答えていきます。
オーストラリアの都市部の滞在でおすすめのSIMカード紹介
オーストラリアのロードトリップ(ラウンド等)でおすすめのSIMカード紹介
長期のロードトリップでオーストラリアの様々な都市での滞在経験がある私たちが、おすすめのSIMカードを目的別に紹介していきます。
この記事の目次
SIMカードとは

本題に入る前にご存知の方も多いかもしれませんが、まずはSIMカードについて簡単に紹介します。
SIM(Subscriber Identity Module Card)カードは加入者(契約者)の識別をするための情報が記録されたカードのこと。
SIMカードによって加入者(契約者)が特定できるので、
- 電話の受発信
- 3Gや4Gなどのインターネット接続
- SMS送受信
などのサービスを利用することができます。
SIMカードについてさらに詳しく知りたい場合は、「SIM(シム)カードとはどんなもの?」あたりを参考にしてみるといいでしょう。
SIMカード購入前の事前準備
SIMカード購入する前にやるべきことがあります。
それが、SIMロック解除です。
携帯電話会社、特に大手3キャリアでスマートフォンを購入する場合は、SIMロックの解除が必要な場合がほとんどです。
SIMロックを解除することによって、プリペイドSIMを含む、他社のSIMカードを自由に使うことができます。
ちなみに格安スマホを利用している場合は、SIMロックが解除されている場合がほとんどなので、手続きの必要はありません。
ただし、機種やキャリアによっては、SIMロック解除の手続きをしなければならない場合があるので、不安な方は各キャリアに問い合わせてみましょう。
今までは、契約後100日以降でないと大手3キャリアでは、SIMロック解除の手続きが出来ませんでしたが、2020年4月以降はすべての契約者が即日SIMロックの解除が出来るように法改正されました。
都市滞在がメインの方におすすめのSIMカード

本題のオススメのSIMカードについて紹介していきます。
結論から言うと、「Optus(オプタス)」という会社のSIMカードが最もコスパが良くおすすめです。
Oputusがおすすめな理由①値段が安い
Optusの特徴としては、大手キャリアの中でも値段が安いことです。
例えばコチラは私たちも使ったことのあるSIMカードのプランなのですが、
35GBで30日間使えて、国内通話もついてくるという充実っぷり。
それでいて値段も2,200円。
ポケットWIfiだと一日1000円、安くても500円はかかってしまうというのを考えると破格です。
容量も使いきれないほど大きいので、通信制限などの心配もなく、短期の滞在であればこれ一つあれば全く問題ありません。

Oputusがおすすめな理由②設定も簡単ですぐに使える
意外と見落としがちなのがこちらです。
SIMカードを購入後、ものによっては利用申請をしてから時間がかかるものがありますが、Optusならその心配もなし。
OptusのSIMカードの利用申請のページからSIMカードの申請を行えば、その場で使用することが可能です。
空港からUberを使ったりレンタカーでどこかに向かう際にも、すぐに行き先を調べられるのでこういった点も見逃せません。
Oputusがおすすめな理由③都市部での利用なら通信速度も問題なし

上のグラフはオーストラリアの大手キャリア3社
- Telstra(テルストラ)
- Optus(オプタス)
- Vodafone(ボーダフォン)
の平均通信速度の比較です。
最大手のTelstraには劣るものの、業界内では2位。
1位じゃないけど大丈夫?と思う方もいるかもしれませんが、心配する必要はありません。
実際に私たちも都市部で使っていましたが、通信速度が遅いと感じたことは一度もありませんでした。
また都市部の滞在だと、カフェや宿などでは基本的にWifiが使えます。
そうなると尚更地図アプリや乗換案内を見るくらいしかデータ通信を使う機会はないので、速度に関してはそこまでこだわる必要もありません。
ロードトリップ(ラウンド等)でおすすめのSIMカード

続いては、ロードトリップやラウンドでオーストラリアを滞在する方におすすめのSIMカードを紹介します。
先に結論を述べると、迷わず「Telstra(テルストラ)」を選択してください。
というかそれ以外の選択肢は正直おすすめできません。
通信範囲はTelstra(テルストラ)が最強
私たちが、ロードトリップでのSIMカードにTelstra(テルストラ)のSIMカードをおすすめする一番の理由はその通信可能範囲の広さです。

上のマップは大手三社の通信範囲を表したものです。
都市部の多い海岸線などは、Optus(オプタス)やVodafone(ボーダフォン)も通信範囲をカバーしていますが、内陸部ではカバーしていないところが多いです。
反対にTelstra(テルストラ)の場合は内陸部でも通信可能な範囲が多いです。
実際にロードトリップの際に、Optus(オプタス)では繋がらないけどTelstra(テルストラ)では繋がるという場面が多々ありました。
前述している通り、コスパではOptus(オプタス)の方がいいです。
しかし、ロードトリップにおいて電波がつながらなかったないのは致命的。
パンクなどのカートラブルが生じた際に、場所によっては近くの町まで100km以上かかるなんてこともあり得ます。
そんな絶望的な状況を避けるためにも通信範囲の広さは見逃すことが出来ません。
これからオーストラリアでのロードトリップを計画している方は、必ず「Telstra(テルストラ)」のSIMカードを選ぶようにしましょう。
まとめ
SIMカードは空港や現地のスーパーなどでも購入することができます。
しかし場合によっては、キャッシュのみの支払いしかできない場合や店員との英語のやりとりが必要な場合もあるので、不安な方はAmazonなどで購入していくといいでしょう。
ちなみに私たちは一人だけが購入して、もう一人はテザリングでWifi を飛ばしてもらい利用していました。