こんにちは。夫婦でオーストラリアを一か月半ロードトリップしたなかちる夫婦です。
広大に広がる土地故に、オーストラリアをレンタカー借りて旅行する人も多いと思います。
今回は、レンタカーでの旅において、避けては通れないガソリンの給油方法について紹介します。
オーストラリアの給油は日本とも勝手が異なる部分も多々あります。
今回は、皆さんがスマートに給油できるようにガソリンを入れる手順や支払い方法について、写真付きで解説していきます。
実際に私たちはオーストラリアでロードトリップをして、何度も給油作業を行ったので、この記事さえ見ておけば問題なく給油を行うことが出来ると思います。
この記事の目次
ガソリンの値段
給油方法を紹介する前に、オーストラリアのガソリンの相場について前置きを。
実際に行っみて感じたのは、オーストラリアのガソリンの価格は日本よりも安いということです。(2019年12月現在)
場所によっても値段も異なりますが、基本的にはどこも日本よりも安いです。
ガソリン価格は日々変動しているので、気になる方は以下をご確認ください。
- オーストラリアのガソリンの価格:Global Petrol Prices.com
- 日本のガソリンの価格:e燃費
ちなみに私たちが旅行で立ち寄った郊外のガソリンスタンドの価格は以下。(2019年12月)

一番上がunleaded で、日本でいうレギュラーガソリンの値段です。
この日は、1リットル135.9セント=1.359ドル
為替レートを1オーストラリアドル=75円とすると、1リットル=102円。
同じ日の日本のレギュラーガソリン価格で138円なので、オーストラリアのガソリンの安さが分かると思います。
給油の手順
給油の手順は日本と違って、後払い方式。
停車→給油→支払いというのが大まかな手順になります。
停車するところから含めて順に解説します。
1.給油口を開ける
まず、車を停車し給油口を開けます。
開け方は車種にもよりますが、基本的に運転席の付近にレバーを引くと給油口が開きます。

2.ガソリンを選択
数種類のガソリンがあるため少し戸惑いますが、給油口に書かれている表記と同じものを選べば大丈夫です。

unleaded 91がスタンダードのガソリンで、日本でいうレギュラーガソリンに該当します。
横の数字はオクタン価と呼ばれる数字で、ざっくりいうとガソリンの純度を示すものという理解でいてください。
左から2番目の「unleaded E10」とはバイオエタノールとの混合燃料で、日本ではあまりなじみがないですが、CO2の排出量も少なるため、海外では多く目にするガソリンです。
私達のレンタカーもそうでしたが、日本のブランドのクルマでもE10推奨の車両が増えているので、必ず頭に入れておきましょう。
ちなみに日本の規格では
- レギュラー:オクタン価89以上
- ハイオク:オクタン価96以上
と定められています。
3.ガソリンを給油する

ガソリンを選んだら、そのままノズルを手に取り、レバーを引いて給油します。
ちなみに給油のノズルの長さは日本よりも短いので、吹きこぼれには本当に注意しましょう。
日本の場合だと吹きこぼれ防止装置が働いても、もう少し給油できる余裕が残っていますが、オーストラリアでは本当の限界で止まります。
二度付けならぬ二度入れは絶対にやめましょう。
支払いの方法

給油が終了したら、併設されているお店のレジで支払いをします。
日本のように、自動精算機での支払いではないので気をつけましょう。
支払いの方法はとっても簡単。
自分の給油した機会に数字が書かれているので、「No.○○」とレジでその番号を伝えるだけ。
英語が出来なくても問題ありません。
レジに表示される数字に従って支払いを済ませましょう。
支払いは田舎のガソリンスタンドだったとしても、クレジットでの決済が可能です。

お店の中の紹介
併設されているお店は、コンビニのような形態の場所が多いです。

一つ日本と違うところは、トラックドライバーのためのラウンジがあること。
オーストラリアという広大な土地での物流を支える、トラック運転手をいたわる精神は私たちも見習いたいですね。

また、ガソリンスタンドにはATMもついているところもあります。
トイレもほとんどの場所でついていますが、無いこともあるので注意してください。
オーストラリアの内陸部や田舎道だと、ガソリンスタンド間が100キロ間隔ということも多いです。
また、ガソリンスタンドでなくても道の駅のようなところがあるので、トイレを見つけたらトイレに行くという習慣をつけることをおすすめします。

また、店内では食料品だけでなくカー用品も。
長距離運転が基本となるオーストラリアなので、カートラブルに対応するために様々なカー用品が置かれています。
レンタカーを借りられる方でも、格安の車両を選んだりした場合は、カートラブルに見舞われる可能性もあるので、何かあったときは一度ガソリンスタンドに立ち寄ってみましょう。
ガソリンスタンド検索アプリを紹介

先ほども紹介したように、オーストラリアではガソリンスタンド間の距離が100キロ以上離れていることもしばしば。
オーストラリアの田舎でガス欠にならないためにも、事前にルート上のガソリンスタンドを抑えておく必要があります。
そんな時に役立つのが「Fuel Map Australia」というアプリ。
地図と連動して、付近のガソリンスタンドとガソリンの値段を表示してくれます。

上の検索結果は、ブリスベンでの検索結果。
ブリスベン市内でもガソリン価格にばらつきがあるのがわかります。
値段が一目でわかるので、給油した直後に「こっちのガソスタのほうが安かった・・・」なんてことも防止できます。
ガソリンの種類を選択できる
また、このアプリの良いところはガソリンの種類を選択できるところ。

オーストラリアには意外と、大型トラックなどで使われているディーゼルガソリンしか販売していない会社も多くあります。
「ガス欠寸前でガソスタに駆け込んだら、ディーゼルしか販売してなかった」なんてことも事前に防止できます。
設備の詳細が分かる

さらに、地図上のアイコンをタップするとガソリンごとの種類だけではなく、設備の情報も表示されます。
- 営業時間
- トイレの有無
- ATMの有無
など必要な情報はほとんど表示されるので、いかなくても設備の内容がわかります!
これほど使えるアプリは他にないので、ロードトリップをされる方は必ずインストールしておきましょう。
まとめ
海外のガソリンスタンドというと、物騒なイメージを持っている方もいるかもしれません。
国によっては強盗されるという話もありますが、オーストラリアはそこまで不安に思わなくて大丈夫です。
併設のお店もキレイなところも多く、運転に疲れたら小休憩にも使えます。
こまめにガソリンを給油して、オーストラリアのドライブを楽しんでください!