女子の一人旅に人気な東南アジア。
東南アジアを満喫するなら、スーツケースではなく両手が使えるバックパックで行くことをおすすめします。
主な理由はこの2つ。
- 被害にあいやすい(観光初心者だと分かりやすい)
- 機動力が落ちる
スーツケースで移動していると「運んであげるよ」と現地人が近づいてきて、親切でやってくれていると思ったら、チップを要求されるというのはよく聞く話です。
機動力に関しては、東南アジアは道路状況が悪いエリアがほとんどなので、スーツケースでの移動はおすすめできません。
したがって、東南アジア旅行ではバックパックでの旅行が身軽でいいでしょう。
でも、女性の旅行は何かと荷物が増えてしまいがち。
今回は実際に10日間バックパック一つで東南アジア旅行をした私が、旅行で必要な持ち物を紹介していきます。
- 東南アジアバックパック女子旅に必要な荷物が分かる
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バックパック選びのコツ

荷物の紹介の前に、バックパッカー旅に欠かせないバックバック選びのコツを紹介します。
- 容量は40~45Lがを選ぶべし
- レインカバー有りの物を選ぶべし
- 背中が蒸れにくいものを選ぶべし
3つについて、詳しく解説していきます。
コツ①容量は40~45Lがを選ぶべし
バックパックを選ぶ上でまず最初に考慮するのが容量について。
先に結論を言うと海外バックパック旅行の場合は、40〜45リットルが最適。
- 荷物量
- 身軽さ
この2点を考慮すると、必然的にこの容量に落ち着きます。
重量もサイズも大きすぎず、航空会社にもよりますが、ほとんどの場合機内に持ち込むことができます。
実際に私も45リットルのバックパックで10日間の東南アジアを旅行しましたが、必要なものを詰め込むのにもちょうどいいし、持ち運び時も周りを配慮して歩く必要があるほど大きいサイズでもないので快適でした。
機内持ち込みも5回飛行機に乗りましたが、一度も拒否されたことはありません。

コツ②レインカバー有りの物を選ぶべし
バックパックを選ぶときはなるべくレインカバーがついているものを選択しましょう。
雨季に行く場合はもちろん、乾季に行く場合もレインカバーは必須。
理由は以下の通りです。
- 防犯のため
- 汚れ防止のため
東南アジアの犯罪被害で多いのがスリの被害。
レインカバーがあれば、バックパックに直接アクセスができないので、スリの被害も防止できます。
また、バス移動などで荷物を預ける際にも、汚れ防止として役立ちます。
コツ③背中が蒸れにくいものを選ぶべし
バックパック選びで見逃しがちなのが、背中の通気性。
東南アジアは特に暑いので、この辺を考慮せずにデザインだけでバックパックを選んでしまうと失敗してしまいます。
通気性の悪いものは不快感と悪臭もあり、汗による冷えで体調不良を起こすこともあるので、慎重に選びましょう。
おすすめはドイターのバックパック。
- 抜群の通気性
- レインカバー標準装備
- 女性モデルあり




私は趣味で登山にいくので、他のメーカーのバックパックも利用したことがあるのですが、ドイターほど通気性の良いものは見たことがありません。
また、女性モデルもあるので「背面のサイズが合わず肩や背中が痛くなる」ということもありません。
まだバックパックを持っていない人は絶対にドイターがオススメです。
東南アジアバックパック旅の持ち物〜衣類編〜
いよいよ本題の持ち物について紹介していきます。まずは衣類から。
東南アジア旅行におすすめの時期は乾季の11月〜2月頃ですが、日本の真夏レベルの暑さです。
特にタイのアユタヤはとても暑く、日中は38度前後の日もありました。
しかし室内はエアコンが効きすぎていて寒かったり、夜には気温がぐっと下がるところもあるので、羽織るものがあったほうがいいです。
持って行った衣類
- フレンチスリーブのチュニック×2
- 膝上のハーフパンツ×1
- パジャマ用の上下セット(速乾Tシャツ、UNIQLOのリラコ)
- コンパクトになるパーカー
- リネンのワンピース×1
- ブラトップ×3
- パンツ×4
- 靴下×2
- KEENのサンダル
上が実際に10日間の旅で持って行った衣類の一覧です。
洗濯をする前提で大体3~4日分の衣類があれば十分でしょう。
収納する際は、登山用品店等で購入できるウォーターバッグを圧縮袋として使用するのがおすすめです。
頑丈なのでどんなに詰め込んでも破ける心配もなく、防水で密閉性も高いので、濡れたものも収納できます。
またビニールの収納袋と違って収納時にガサガサと音が鳴ることもないので、ゲストハウスでのドミトリー泊でも周りに気を遣わず使用することができます。
東南アジアバックパック旅の持ち物〜日用品〜


続いては、衣服以外の日用品を紹介します。
パスポート、パスポートケース等、だれでも持っていくようなモノは書いていませんので悪しからず。
また、意外と現地調達できることが分かったので、星3つで現地調達の困難度を表しました。
- ★☆☆:現地調達可能
- ★★☆:調達可能だが日本の物が良い
- ★★★:調達不可
折りたたみスリッパorビーチサンダル
現地調達困難度:★☆☆
飛行機の中や、ホテルでも役に立ちます。
東南アジアのシャワー室はトイレと同じ空間というのが多く、床が汚いこともしばしば。
そういった時にビーチサンダルを履いてシャワーを浴びると良いかもしれません。
トイレットペーパー
現地調達困難度:★☆☆
東南アジアのお店のトイレには、トイレットペーパーは付いていません。
スーパーやコンビニにも売っているので心配しなくて大丈夫です。
1ロールは必ずストックしておきましょう。
現地行動用の小さなバッグ
現地調達困難度:★☆☆
現地では必ず水を買うので、ペットボトルが入る大きさがおすすめです。
また、バックには念のため南京錠をつけておくと安心です。




お風呂セット
現地調達困難度:★☆☆
よっぽどの宿泊施設でない限り、アメニティは無いと思っていた方がいいです。
シャンプー、トリートメント、ボディソープ、化粧水などは最低限持っていくと安心。
なくなってしまっても、都市部であればコンビニやコスメショップで調達できます。
歯ブラシセット
現地調達困難度:★☆☆
歯を大切にしましょう。
コンビニがあれば購入できます。
ペン
現地調達困難度:★☆☆
飛行機移動が多い方は必ず持っていきましょう!
機内で入国審査のカードが配られるので、ペンがないと記入できずタイムロスになります。
サングラス、帽子、日焼け止めなど日差し対策
現地調達困難度:★★☆
現地でも売っていますが、特に日焼け止めは日本品質が一番良いと思います。
東南アジアの日差しはとても強いので対策をお忘れなく。
虫除けスプレー、ムヒ
現地調達困難度:★★☆
暑さと湿度のせいで蚊が本当に多いです。 日本で夏にバーベキューをする想定でいきましょう。
マスク
現地調達困難度:★★☆
飛行機やホテルでの乾燥に備えて持っていきましたが、バイクタクシーやトゥクトゥクなどの移動時にも排気ガス対策として役立ちました。
ウェットティッシュ(アルコール入り)


現地調達困難度:★★☆
食あたりを防止するためにも、食事前には必ずアルコールシートで手を拭きましょう。
上の写真のように、現地でも売ってはいるのですが、匂いがきついものが多いので日本で購入していきましょう。
小分けの洗剤
現地調達困難度:★★★
衣服使えるの小分けの洗剤があると便利です。
防水バックやビニール袋に入れて洗濯ものを揉み洗いするときに使います。
もちろんランドリーがある宿も探せばあります。
モバイルバッテリー
現地調達困難度:★★★
調べ物をしたり写真を撮ったりすると、半日で50%を下回ってしまうので必ず持って行きましょう。
南京錠
現地調達困難度:★★★
ゲストハウスに置いていくバックパックに付けたり、ショルダーバッグに付けたりしました。
より頑丈にするためにはチェーンタイプもおすすめです。
変換器
現地調達困難度:★★★
USBで充電できるタイプが2穴あり全型対応タイプを購入しましたが、とても便利でした。
最近のゲストハウスには枕元にUSB電源コードが付いている場合もあります。
薬関係
現地調達困難度:★★★
現地で体調を崩す可能性は高いので、必ず持っていきましょう。
定番ですが、新ビオフェルミンとEVEがあれば安心です。
速乾タオルや手ぬぐい
現地調達困難度:★★★
一般的なホテルや安すぎないゲストハウスであれば、バスタオルの用意はあるので不要かもしれません。
手ぬぐいはハンカチ兼日除けとして使えてすぐに乾くので、とても役立ちました。
スマホを首から下げるストラップ
現地調達困難度:★★★
防犯対策や忘れ物対策になるのであったほうが便利です。
iPhoneの場合は、iFaceのケースにはストラップを付けることができるのでおすすめです。ストラップ自体は100均で買ったもので充分でした。
あったら便利だったもの
むくみ対策グッズ
一日中歩き回るにも関わらず、湯船に浸かることができないため、脚のむくみが半端なかったです。
メディキュットなど、むくみ対策のアイテムがあると便利です。
メモ帳
タクシーやトゥクトゥクにお世話になる東南アジア旅ですが、ドライバーたちは英語が得意ではありません。
Google翻訳の画面を見せても全く話が通じず、乗車拒否されたこともありました。
メモに単語と地図を書けば相手にも伝わりやすいので、タイムロスにもならずに済みます。
粒状のヘアトリートメント
ヘアオイルのボトルを持っていくのはかさばるので、10日間くらい無くても大丈夫だろう!と思い持って行かなかったら、見事に髪がギシギシになりました。
小分けのヘアオイルであればかさばらないので、事前に用意しておくことをおすすめします。
まとめ
初めて東南アジアを旅して思ったことは、「意外と現地調達できる」ということです。
何もなさそうなラオスにも行きましたが、コンビニの店構えはしていないものの、普通に生活用品を売っているお店はありました。
LCCで機内持ち込み可能な荷物だけを詰め込んで、身軽なバックパック旅を楽しんでください。